
あの人この人の「働き方」:ザリガニワークス
今回と次回は、エッジのきいた玩具の企画デザインで知られるザリガニワークスの武笠太郎さんと坂本嘉種さんを取材した内容を紹介したい。テーマは、テレワーク。
2人は多摩美術大学在学中、先輩・後輩の間柄で、ともに音楽サークルのメンバー。卒業後は武笠さんが玩具メーカーの企画・デザイン職、坂本さんがゲームメーカーのキャラクターデザイン職などの仕事をしていたが、退職。2004年に共同経営の有限会社ザリガニワークスを興し、「コレジャナイロボ」「自爆ボタン」「土下座ストラップ」をはじめ、数々のヒット作を世に送り出す。
創業時から原宿(渋谷区)にオフィスを構えていたが、2000年のコロナウィルス感染拡大の時期にそれぞれの自宅で仕事をするようになった。武笠さんは「芸術の町」として注目を浴びる藤野(相模原市)に、坂本さんは東京都下の住宅街に住んでいる。テレワークから4年目の今年(2024年10月)、あらためて取材を試みた。
前編のもくじ
互いの足りないところを補っている
オフィスの頃のリズムを取り戻しつつある
在宅ワークの2つの問題点
僕らは、クライアントに恵まれています
後編のもくじ
創業時にどのようにして生きていくのかをほとんど考えていなかった
ものづくりの現場を拝見するのは、おもしろい!
「今後、僕らはどのようにして生きていけばよいのでしょうか?」
まずは僕らがおもしろく、楽しく思うことをはじめる