【内定から逆算】就活行動量の目安(22卒)
JOBRASSのマツダです。
私たちは、ついつい「よそ様」のことが気になるイキモノです。
かくいう私も、12月になり、大学時代の友人の賞与額が気になっています。
就活においても、
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誰彼が、もう内定をもらった。
誰彼は、外資系を志望しているらしい。
誰彼は、インスタに内定先自慢をしている。
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「気にしても仕方がない」と思っても、情報が入ってくると、心は正直で、さまざまな感情が生まれます。
自分は自分以外の何者ではないはずが、多勢の中の誰かでありたい。人間には、そんな潜在的欲求があるのかもしれません。
それはさておき、「他人の動き」や「基準」というものは非常に気になるものかと思います。
企業の22卒採用活動の動きも、就活生の動きも活性化してきましたので、ここらでひとつ、数的指標のお話をします。
1.目安① 説明会「25社」参加
売り手市場であった、2019年。
7月までの説明会平均参加社数は、約19社。
これが今年の21卒では+4社と大幅に増加しています。
これは、採用中止や中断の影響がある中で、オンライン説明会が普及したこと、就活の苦戦により持ち駒を増やそうとしたことが想像に難くありません。
22卒の採用活動では、
企業もますますオンラインでの対応を増やしており、例年より「厳選採用」が進んでいる中で、この平均値は30社に近づくのではないかと想定しています。
もちろん、「闇雲にたくさん参加する」=”大正解”ではありません。
戦略的にスケジュールをやりくりしなければ、時間の浪費や体力の低下、思考の混乱等の弊害も生まれます。
やはり、おすすめしたいのは、3点です。
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1)志望企業の競合にも参加
2)就活軸の”松竹梅”に参加
3)「NG企業」に参加
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1-1)志望企業の競合にも参加
例えば、第一志望が「文房具メーカー」だったとします。であれば、その会社の競合他社である文房具会社の説明会にも参加しましょう。
想像がつくと思いますが、得られる最も大きな経験値は「比較ができる」ことです。
「強み」「社風」「理念」「仕事内容」「キャリア」など、多様な観点から比較することで、本命企業の志望動機を醸成することができます。
もしかしたら競合他社のほうが「素敵!」となるかもしれません。
それはそれで、よいことです。
加えて、余裕があれば「文房具メーカー」にまつわる会社も見てみることです。
文房具の原料を扱っている会社、専門商社、小売など、関連する会社も調べてみることで、本命企業に対して「なぜ御社なのか」を本気で伝える根拠にもなります。
1-2)就活軸の”松竹梅”に参加
俗に言う「就活軸」とは、企業を選択する上での軸となる条件や志向性です。
業界、職種など大きな括りもありますが、「裁量権が大きく成長スピードが早い」「多くの企業との折衝でコミュニケーションが取れる」「5年後に●●のスキルが身につけられる」などがあると思います。
”松竹梅”で参加するというのは、「働く上で絶対に譲れない条件」を満たす企業を採用難易度で格付けし、松竹梅それぞれの企業説明会に参加するという意味です。
採用難易度で格付け……就活生には難しいと思いますが、格付けの要素はいくつか自分で入手できます。
■採用難易度が高い企業とは?
・社名を知っている(他の就活生も知っている!)
・人気ランキング(倍率が高い)
・過去採用人数が少ない(倍率が高い)
・選考フローが長い(ふるいにかけられる)
・初任給が異様に高い(即戦力が求められる)
■採用難易度が低い企業とは?
・ナビサイトで業界等の検索時に上位表示される(採用にお金をかけている)
・採用人数が多い(倍率が低い)
・選考フローが短い(内定まで1カ月以内)
・認知度が低い(親や友人も知らない)
・「人物重視の採用」を押し出している(学歴を重視しない)
あくまで参考までに。
もし、企業の採用難易度から見たあなたの現在地を客観的に教えてほしいということでしたら、下記の無料カウンセリングにいらしてください!
就活生を何千名と指導してきたプロが、就活をお手伝いします。
1-3)「NG企業」に参加
逆に、「自分が何をしたいかわからない」という方は、自分の興味の対極にある企業の説明会に1つ参加してみましょう。
「なんとなく、IT系はイヤだ」と思うなら、説明会に参加して「なぜイヤなのか?」分析してみるのです。
イヤを解明するうちに、企業の見方が180度変わることもあります。
よくあるのはこんな事例。
こんなふうに180度変わることもあります。
そうではなくとも、自分がイヤだと感じる理由が見つけられれば、一歩前進です。それが業界研究や自己分析につながります。
いろんな会社説明会に参加できるのは、就活生の特権です。
ぜひ機会を有効に使いましょう。
取っ掛かりをどうすればよいかわからない。
そんな方は、オンライン合説の参加も効果的です。
百聞は一見に如かず、ですので、ぜひのぞいてみてください!
2.目安② 最終面接「3社」参加
面接の通過率は、企業の選考フローや時期によって大きく異なります。
1次選考で人事が厳しくチェックすることもあれば、役員面接が鬼門となる場合もあります。
その前提を踏まえた上で、1社内定を獲得することから逆算すると、だいたい10~15社の説明会に参加することが必要になります。
「選考辞退」と「お見送り」があるので、最終選考に辿りつくのは約1~2社。最終選考の通過率は平均40~60%です。
まずは内定が欲しい!
というのであれば、最終選考を「3社」(余裕をもって)という数値を指標にしてみてはいかがでしょうか?
<参考動画1>
一次・二次・最終面接の違いとは??
<参考動画2>
失敗しない最終面接
3.最後に
本日お伝えしてきた指標については、2021年7月までの目安となります。
あくまで平均値、近年の傾向から導き出した予測値です。
「よそはよそ」「うちはうち」
「みんなはみんな」「わたしはわたし」
です。
学業やアルバイトと並行して就活行動量を確保することはとても大変ですが、体調管理に気をつけて頑張っていきましょう!
<参考データ>
リクルートワークス研究所、ディスコよりデータを抜粋し、マツダが表を作成
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