面接のポイント【受け答え内容に正解を求めない】
あなたの経験はあなた自身の財産です。たとえ小さな一歩だったとしても、他人(面接官)には「その経験は必要なかったね」など言える権利はありません。
経験から学んだことも「あなた自身の学び」であって、他人(面接官)に「そこから学んだのそれだけ?」と思う権利はないのです。
存在しない「正解」を相手に求めて萎縮しないこと
多くの人が「正解を言わないと評価されない」と思い込み、萎縮や誇大パフォーマンスに繋がってしまうのです。
まずは、「自分の人生は自分のもの」という意識を持つことがスタートラインになります。
にもかかわらず、自分の経験への相手方の解釈を「正解」と思い込み、
「こんなこといったら自己分析が足りてないと思われないかな」などと自信を失くす態度こそが「不正解」です
コアラの失敗談
RADWIMPSの「正解」という歌をご存知でしょうか?
私は新卒時代にこの歌に出会い、普通に泣きました。
中学受験で進学校に入り疑うことなく大学に進んだコアラにとって、人生の大半は「正解を導く」作業でした。
大学で社会課題を考えるようになり、自分の受けてきた教育があまりにの「日本的」であること、「正解」がない問いに向き合う力を養ってきていないことに気づきました。
ただ、気付くことと実践することの間には高い壁があります。
「(就活時には)面接官は正解を知っている」「(入社後は)先輩は正解を知っている」無意識にそう思い続けていたのでしょう。この正解中毒に関して入社後にしっかり注意されました。笑
それだけ、「立場が上の人は正解を知っている」という意識はなかなか削ぎ落とせません。
無意識に就活の「正解」を求めていないか、まずは内省してみてください。
RADWIMPSからの金言
あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ
だけど明日からは僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで
次の空欄に当てはまる言葉を書き入れなさい ここでの最後の問い
「君のいない 明日からの日々を僕は/私は きっと」
制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの時に私はもういないだから
採点基準は あなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」
(RADWIMPS「正解(18FES.ver)」より抜粋)
まとめ
これで合ってるのかと過度に不安になる態度こそ「不正解」というレッテルを貼られてしまうのです。
存在しない「正解」を求めないこと。
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