古い業界ほど学歴を気にする?
以前、不動産テック業界でマーケティングを担当していたのですが、
不動産業界向けのSaaSツールを提供する企業だったので、
ボードメンバーも取引先も不動産業界出身の方が多い職場でした。
すごく違和感があったのが、
「〇〇さんって〇〇大卒なんでしょ?」とか、
「販売やってる人って高卒多いからね〜」とか、
学歴の話が出てくることです。
それまで、通販やクリエイティブ系など、
割と新しい業界で仕事をしてきたのですが、
まったく学歴の話なんて出なかったのです。
私自身、ぜんぜん学のない人間なのですが、
ある意味そういったしがらみのまったくない現場で、
仕事させてもらえていたのだなと実感し、
学歴ヒエラルキーにさらされることなく
サラリーマン人生を歩めていたことに
改めて気付かされたのです。
ポジティブの方向で学歴の話が出るならまだしも、
前述した会話はネガティブな会話の流れで出てきたものなのです。
このご時世に学歴で人を判断するとは、
なんてオールドタイプな人なんだろうと思って、
ドン引きだったのですが、
他にもいるものなんですね。。
今の会社にもいました。
化粧品メーカーに勤めているのですが、
同じようなことを言う上司がいます。
不動産業界にしても化粧品業界にしても、
歴史が古いので、
学歴社会を渡り歩いてきた大先輩たちが
ゴロゴロいらっしゃるのが理由なのでしょうか。
ひょっとしたら、その世代の方たちは、
学歴が理由で悔しい思いをされたこともあったのかもしれません。
時代や世代ごとに変わる価値観を、
常にアップデートできる人材でありたいと思います。