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陰の労苦のありがたさ。道中、ふと気づく。(ぼっち旅)

今回のぼっち旅での出来事をきっかけに、気づいたことがあった。
このネタで行こうかな、今回は。
でもねぇ・・・連日、旅行ネタだからね〜。どうだろ?
他のネタでもいいんだけど・・・。
まあ、いいタイミングなので、今回は、これでいきましょか。


日曜の明け方、高速を走ってたら、黄色い車が合流してきた。
JHの、黄色いパトライトのついた、あの車ね。
随分先の方、500m以上遠くを走ってたんだけど。
不意に、黄色いパトライトを、突然くるくるとさせて点灯。
そのまま路肩に停車。

「?」
と思って見たら。

その近くに、車に轢かれてしまった動物さんの遺体が・・・。

そうか、これを回収しようとしていたんだ。


亡くなった動物さんも、もちろん気の毒。
だけど、こうやって道路の状況を保全してくれている人たちがいるんだよね。
そういう「陰の仕事」を、おそらく初めて、目の当たりにした。

「ありがたいなぁ」って気になったよ。

あの職員の人たちも、大変なんだろうな。
赤旗振って、通過者の途切れたスキを伺っていた。
きっと、通過車が途切れたわずかな瞬間で、回収するんだろうね。
大変だし、危険な仕事なのでしょうね。きっと。
「自分が同じ立場になって、同じことができるかな・・・」
ちょっと想像がつかない。
だからこそだ。
一層、感謝の気持ちが湧いてくる。


仕事って、収入や金額ばかりの問題じゃないよね。
使命というのかな。
なくてはならない人や仕事、って、あるんだよ。
エッセンシャルワークっていうの?
そういう仕事以外にも、ね。
いっぱいあると思う。
きっと普段、私たちが気づいていないところに。
とかく世知辛い世の中だから、ついつい、お金のことばかりちらつくけど。

損得勘定だけでは見えない、もっと大切なもの、ってのを考えさせてもらえる。

他にも色々連想する。
「日本だけなのかな。こういう仕事があるのって。よその国は、どうしているんだろう。」とか。
「そういえば、サービスエリアの洗面所とかも清潔だよね。コンビニもきれいだけど、それ以上かも。」とか。

ともあれ。

世の中には、陰で頑張ってくれている人たちが、いっぱいいるんだな。

なんてことに、改めて気づけた。


ところで。
ぼっち旅を続ける「よさ」って、こんなところにもある。
思わぬところで、大切なことに気づいたり、思索を深めたりできるんだ。

こういう気づきや思索って、情報を受け取ってるだけじゃ、なかなかできない。
リアルな現場を、偶然とはいえリアルに遭遇してこそ、切実に考える。

だから、外に出るって、大事なことだ。
これも、ぼっち旅を続ける理由のひとつになってる。

「本を捨て 街へ出て いろんなものを見て歩こう」


これ、ちょっと昔の、ある歌の歌詞の引用。
これまた、この日の出来事以前に、この旅行中で偶然聴いてた歌だけど。
ふと、ふたつの体験が、ホントに偶然、結びついた。

うーむ、深い。深い歌詞だ。

なんて、つくづく思ってしまう。


ま、話を戻すと。
こういう仕事をしてくれてる人のことを考えれば、
値上げとか、料金発生とかの出費も、なんとなく納得できる気になるかも。

もちろん一歩踏み込めば、それぞれドロドロした面もあるんだろうけどさ。
それはそれ。

少なくとも、純粋に、仕事として、
「それをやってくれる人がいる」という事実。

それは、何はともあれ、ありがたいことだよね。

2024.10.8

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ぼっちスト・茶凡頃(ちゃぼんごろ)
申し訳ないです!まさかチップをいただけるなんて、思ってませんでした。ありがとうございます!