小6の、無邪気な恋心。 (塾通いの思い出②)
あはは(恥)・・・ってタイトルですよね。
まあ、所詮はこどもの恋心ですからね。
笑って過ごせる程度の、かるーい内容なんですけど。
でも当時は、本人なりに真剣だっと思いますよ笑。
そんな話を今回は紹介。
①学校の同級生にまつわる恋バナ
塾通いの行き帰り、友達と、なぜか恋の話をしていた。
路面電車の後部側の運転席に座ってね。
路面電車ってのは1つの車両の前部・後部に運転席がある。
進行方向側の前面は、もちろん運転士が座る。
だけどワンマンカーなので、反対側、後ろ側の運転席は、誰もいない。
しかも、運転席といっても、誰でも座れちゃう。
いわゆる一般的な電車みたいに個室化されてはいない。
壁とかガラスで隔離されてはいないんだ。
だから、入ろうと思えば、誰でも運転席に入れちゃう。
(今はどうなのかな?のどかな時代だったねぇ)
そんな状況だったから。
塾通いの帰りには、よく友達と運転席に座ってね。
車窓から見える、街の夜景や照明を楽しんでいたんだ。
さてさて。そこの座席でどんな話題を交わしてたか。
もちろん日常の、いろんなことを話してたんだけど。
特に6年生くらいになってから、なぜか「恋バナ」で盛り上がるようになっちゃったんだよね。笑
あの夜の電車内の、しいんとした静かな雰囲気が、そんな気分にさせてくれたのかもしれない。
帰りの路面電車の時間帯って、乗客も少ないんですよ。
大体、20時から21時ごろだったけど。
もうそのくらいの時間には、乗客って、驚くほど減ってしまう。
日によっては、自分たち以外、他に誰も乗ってない時もあったくらい。
しかも、走行中は、確か、車内照明が消えるんじゃなかったかな。
すぐ脇を走ってたりする、自動車のドライバーに配慮して。
だから、車内が暗くなって、ちょっとしんみりした雰囲気になるの。
そうなると、友達同士でも、なんかいつもとノリが違うんだよね。
いつになく、お互いの秘密とかを打ち明けたりとか。
他にも、将来のこととかかな?
結構深い話を、話したりしたかも。
また、私の友達ってのが、面白いっていうか、独特の顔ぶれでさ。
なんていうのかな、みんな似たもの同士でね。
恋とか異性に、普段は、大して興味なんかない。
もちろん小6って年頃だから、内心は色々考えてたんでしょうけど。
だから、恋バナなんて意外なんだけど。まあ、それはそれでいいのよ。
たださ、その先が続かないのよ。(笑)
ぐだぐだ、ダラダラ、ずーっとしゃべりつづけて、それで終わっちゃうの。笑。
なんの結論も、救いもない会話。
間抜けなようすだったと思うよ、あれは笑。
・・・え、恋バナの内容?
内容ねぇ・・・、具体的に、どんなだったかなぁ。
「学校で掃除の時間、その相手と、こんなことがあった」とか。
「年賀状もらっちゃったんだけど、どうしよう(嬉)」とか。
「バレンタインの日、どうする?」とか。
ま、話題はそんな感じ。月並みだよね。
それはいいんだけど。
ただ、あきれちゃうのがさ。
とにかく、一つ一つ、結論がまーるで出ない。平行線。
お互い、勝手に言いたいこと言って、それで終わり。
そうやって空回りしてる間に、到着しちゃうの笑。
なんだったんだよー、今の会話はーって。
まあやっぱりそこは小学生。未熟だよね。
お酒で酔えない年齢だけど、恋バナに酔って、のろけてる。
しょうがないなぁー、って思うしかないですね。
まあでも逆に、いい意味でも小学生だったんですよね。
会話の内容こそカラっぽだけど、基本みんな、カラッと、サッパリとしてた。
変な不潔感とか、いかがわしさは、なかったですね。
今から思うと、無邪気でかわいいものでしたよ。我ながら。
ちなみに、今気づいたんだけど。
多分あの様子、電車の運転士さんとか、全部、わかってたと思うんだよね。
笑。
まあそりゃそうだよね。
運転士さんは、お仕事なんだから。
乗客、私たちだけだし。
「あー、あの子たちだ。まーたなんだか、ゴニョゴニョ言ってるなぁ」
なんて感じで。
もちろん、特に干渉されたりとかなんて、全くなかった。
そっとしておいてくれたんでしょうね。笑
見えないところで大人たちに温かく見守られてた、幸せな時代でした。
②「年の差・恋愛」の目覚め?の体験の巻
・・・は次回!(ごめんなさい)
これは次回の投稿にします。
ものすごく長くなっちゃったのよ、単純に。
まあ、別に大したことじゃないんだけどね。
ドラマとかロマンスとか、なーんも、起こらないから。笑。
期待しないで、お目通しいただければ幸いです。
2024.11.10