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ぼっち旅のあしあと②。山形の巻。

酒田市の土門拳記念館です。
かねてから行きたい行きたいとずっと思ってて。
数十年越しに、やっと念願叶いました。


外観もまた、端正で美しい。


谷口作品の特徴でもある、映画か劇作を見ているのごときシーケンシャルな場面展開が、とにかく秀逸。
もう築40年ほど経ちますが、色褪せることない、整然とした造形美を感じます。


谷口氏の美術館は、まさにハズレなし。どこを巡っても、とにかく美しい。

設計者は、世界的建築家でもある谷口吉生氏。
あの有名な丹下健三さんの門下生でもあります。
谷口氏の作品は国内にも数点あり、近年、見て回ってます。

あと、この旅行で、日本海の美しさを初めて知りました。
特に、日暮れの風景は、静寂で美しい。

酒田市から見た日本海。

日本海側は、ここ近年、初めて訪れました。
空も海も、こんなに美しいなんて。
帰路、オレンジ色の壮大な夕空に照らされ、恍惚感にひたりました。
心の芯から癒されました・・・。

ただ、いい写真が残ってなくて。残念。
行ってきました、という記録程度のものを、一応、載せておきます。

あまり写りのいい写真ではないのですが。黄金色の夕空はオススメです。

この黄金色に包まれる夕景の感覚は、おそらく写真でも伝わらないでしょうね。
落ち着いたピアノ曲と、香り豊かなコーヒーが似合います。
この日選んだ曲は、ニーナ・シモンのピアノ弾き語り。
至福の時でした。

昨年の、ちょうど今くらいの季節でしたね。
(今日行ったわけではありません。仕事なので・・・)
晴天の続く、空の澄んだ季節がオススメですよ。

2024.10.17

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