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辛い時ほど、信念を強める。(ぼっち旅)

ぼっち旅ネタでもう1本。

「なぜ、そこまで旅して回るのか」。
自分にいま一度、問いかける。

なんでだろう。
じっとしてると不安になるからか。
それもある。
あとは、同じ考え込むなら、動きながら考えたい。
という理由だろうか。
ちょっと強引だが、それも理由といえば理由だ。
理由というか、「信念」というものに、むしろ近いかも。

ずっと近年、考え事をしているから。
仕事のこと。将来のこと。
色々考えている。

1箇所にじっとして日々の仕事をこなしながらでは、不安ばかりが膨らむ。
だから、土日となると、遠くへ行きたくなる。

新たな仕事のヒントはあるか。
暮らしやすい街はあるか。
理由や意味、打算なんて、特に考えない。
頼りにするのは、直感だけ。
ただ、何かひらめきたい。
そのきっかけをもらいたい。
刺激をもらいたい。
インスピレーションを湧かせたい。

だから、旅の途中、意外なものに目が止まったり、写真に撮ったりもする。
そこで初めて注目でき、ひらめくものもあるからだ。
仮に同じものを今いる生活の中で見かけても、目にもとめないであろう。

なるほど、ぼっち旅に行ってる間は、感受性のセンサーが鋭敏になる。
そして、確かにポジティブになれる。


ただ、戻ってきてから月曜、いつもの仕事に臨むとなると。
いつもながらの、辛い課題にも、またもや次々ぶつかる。
モティベーションをあげたくとも、現実はそうはいかない。
精神的にも、疲れる。辛いところである。

こういうとき、どうやって自分で自分を励まそうか。
自分の信念というものを、もう一度見つめ直す。

旅を続けてると、こんな瞬間でも、何か元気をもらえる。
旅の記憶は、世界の広さや余裕の精神を、静かに教えてくれる。
あのような生活もあるんだなぁ、とか。
あのような暮らし方にも楽しさや張りがあるんだな、とか。
あのような風景の中でなら、安穏と生きられるな、とか。

それならば!
有意義な旅から帰ってきてまで、不安になってるんじゃ、話にならない。
「それでも生きていけるさ」と、
根拠なんぞなくとも、自らの信念にいっそう磨きをかけるんだ。

きっと自分は、こうやって一生、生き続けていくんだろうな。
でも、後悔はしない。
いな、絶対にない。

2024.10.8


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