右手のメロディを「歌わせたい」(ピアノソロ)
私の悪いクセだ。
メロディパートの音とりはなんとなくできているのだが、音符の長さとか、微妙な音程の違いとかを、しっかり詰めず、テキトーに弾いちゃうのだ。
特にそれを誰かに指摘されたことはない。
ただ、「これだと誰かが歌おうとしても、歌いにくいだろうな」と、申し訳なさがひとりでに出てきてしまう。
右手のメロディを、「歌う」ように弾けたらなぁ。
今、そんな欲張りな憧れが、密かにある。
これは、いくら気持ちだけで気をつけてても、なかなかできない。
まだ、指と脳がシンクロでききってないんだろうな。
もっと心の歌声を、指に直感的に反応させ、音として表出させたいのに。
自分にはなかなかできない。いまだに。
えっ、「そんな天才的な人が本当にいるのか」って?
「ないものねだりじゃないのか」って?
間違いなく、実在する。
私がよく愛聴する、もうベテランの域に達するミュージシャンさん。
相当、有名な方である。そのピアノ弾き語り。
あの方は間違いなく、ピアノを「歌わせてる」。
小さい頃から、ピアノを弾きながら即興で作曲し、今日の出来事を家族に弾き語って報告してた、なんて話を聞いたことがある。(すごい・・・)
そんな超・天才のような方には、もちろん遠く遠く、全然及ばないけど。
でも、あんなふうに、歌いささやくようにピアノを奏でられると、いいなぁ。
ま、私はそんな才能はないので、とにかく練習、練習でいくしかない。
何度も動画で原曲を聴き、コツコツ繰り返すしかないのだ。
2024.9.5
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