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痛みを知らなきゃ、感謝も生まれない。

あるニュースを見て、感じたのだが。

「護られて当然」「やってもらって当然」
という感情から、不満や愚痴が生まれるんだ。

それが結局、不幸を感じさせる。
何より、自分自身の人生に対して。


「つらいことが普通」
「悪いことはいいこと」
「悪いことが普通」
「やってもらえないのが本来、当然」

という前提を忘れてはならない。
自分に言い聞かせる意味で、そう思う。

その意味で、
人生において「痛み」は必要だ。

そこから、人や物事、なにごとに対しても、感謝が生まれる。
感謝が生まれると、喜びの瞬間が自ずと増えてくる。
喜ぶ気持ち。喜びそのものを尊ぶ気持ち。
喜びを積極的に発掘していこうとする、前向きさと、朗らかさ。
それらが、生きるということへの真摯さ、充実感として実ってくる。
結局、自分自身の幸せになるんだ。


「生きてるだけで、まるもうけ」。

明石家さんまさんの至言。
その重みと意味深さが、改めて、しみじみとわかる。

2024.11.21


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