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速弾きにあこがれて。
「・・・・なんでこんな速く、指が動くの?」
YouTubeで、名人さんの模範演奏を見てると、つくづく感心してしまう。
今日も、インベンション8番の練習。
まだ、1番と、8番しか弾けないのだが。
最近、8番が楽しくて。
19〜25小節あたりで、ぐーっと、盛り上がる。
「これぞ、バッハ!」って気持ちに慣れて。
弾いてて、気持ちいい。
でもね、全然、まだまだなんですよ。
YouTubeで、名人さんの模範演奏を見ると、つくづく思う。
下のリンクの方の模範演奏、いつも、参考にさせていただいております。
「・・・え?ワタシの弾いてる曲と、違う曲では?」
いやいや、同じ曲。
「えーっ・・・」達人が弾くと、こう聴こえるんだ!って。
そうかぁ、これが本物の、バッハの演奏なのか・・・。
奥の深さを教えてもらえます。
自分の「弱い指」が分かってくる。
指の弱さって、単に「左手の4の指」ってだけじゃなく。
自分の脳のフレーズ感覚と、シンクロできてるかどうか。
その、「深さ」というのかな。
「濃さ・薄さ」というのかな。
そこが意識できる。
自分のイメージした音を、
「同時」「ゼロタイム誤差」「ディレイなし」
・・・で、表現できるようになりたいなぁ。
例えば。
たった3つの、となりあった音。
それを、順々に弾く場合。
(「スケールで弾く」っていうの?用語、間違ってたら、ごめんなさい)
どの音からスタートするか。
どこで折り返すか。
それによっても、「強い・弱い」といった指のクセが、分かれてくる。
また例えば。
両手でオクターブ違いのユニゾンだとうまく指が動くのに。
片手になっちゃうと、なぜか、動かなくなる。
とかね。
そういう「自分の指の弱点」が、いくつも、分かってくるんだ。
練習すればするほど、わかってくる。
だから、楽しい。
まとめ。いつの日か弾きたいバッハ。
「イタリア協奏曲」。
10年先でも20年先でも、いつか弾けるようになりたい。
なーんて、遠い未来に憧れながら。
「その前に、まずこの左手を、ちゃんと動かさんかい」
と、インベンション8番と、格闘してます。
2025.01.11
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