(素人ピアノ・昔話①)まず、自分の弾きたい1曲を丸暗譜マスターした(体験談)
12の調のコードを弾けるようになると、
ピアノの楽しさがすごく広がるよ。
というお話を、以前の投稿でしましたが、
「これだけじゃ、まだわかりにくいかもしれない・・・」
と、自分で思いました。
なので、今回は、ちょっと昔の記憶をさかのぼって、どんなふうにピアノの練習をしてきたのか、振り返ってみようと思います。
①幼少期・・・弾く経験よりも「いい曲」に敏感でいた
厳密にいうと、小さい頃、バイエル程度は、ほんのちょっと、数ヶ月だけ習いました。でも、すぐに飽きちゃいましたね。曲もほとんど覚えなかったし。
自分の習ってた曲じたい、あまり感情移入してなかった。
むしろ隣の家から聞こえてくるモーツァルト(k.545とか)の方が、
「あの曲名、何?あれ弾きたいんだけど・・・」
なんて憧れてましたね。
そんな調子で、幼少期の経験は、ほとんどあってないようなものでした。
でも、ピアノの音色はそもそも好きでした。
流行りの曲をピアノソロとかエレクトーンとかで弾いている人。
体を揺すりながら弾いてる人。
そんな姿は、素直にかっこいいなぁ、と憧れましたね。
②ボランティア経験で初めて伴奏譜を弾く
・・・まずCdur(ハ長調)と基本的なコードを覚えた
そんな私が「自分で弾いてみたい」と思ったきっかけがありました。
若い人たちと関わるボランティア、合唱団の補助役でした
そこで歌ってたある1曲を、
「自分で弾けるようになりたいなぁ」
と憧れるようになりました。
C dur(ハ長調)の、シンプルなコード進行の曲でした。
でも私は全くの素人でしたから、いい勉強になりました。
まとめると、
・「ハ長調」の曲をまず1曲、しっかりマスターした。
・1・4・5度を中心に基本のコード進行を覚えた。
・ハ長調の曲ばかり、何曲も弾いてみた。
というところですかね。
ちなみに、ハノンも、この頃自分で練習をし始めました。
といっても全部ではなく。
1番〜10番、31番、39番、41番(ハ長調中心)
は、1日何回と回数を決めて、継続的に練習しましたね。
③練習意欲を持続できた理由
「自分の伴奏で誰かに歌ってもらいたい」という憧れ。
いい曲を探そうとする意欲が、つねに旺盛であったこと。
この2点が、長くピアノを続けてこれたモティベーションとして大きく働いたと思います。
義務感とか、受け身な気持ちを感じるようなら最初から手を出さない。
弾きたいから弾く。そんな素直な気持ちで、自由にやってきました。
長くなりそうですね・・・
次回に続きましょう。
2024.8.17(8.27一部修正)
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