バッハの譜読みは楽しい!ゆっくり練習でも指が軽くなったよ(素人ピアノ日記)
前も投稿で書いた通り、あれからずっとバッハの初級の曲を練習してる。
なんだろう。
バッハを弾き始めてから、譜読みをとても「楽しい」と感じるようになった。
ちょっと前までは、「譜読みなんて、何だか窮屈そうな感じがしてヤダな」なんて、ずっと毛嫌いしていたのにね。
バッハの楽譜に出会ってからは、印象が全然変わった。
楽聖様の魔法を、ちょっとだけおすそわけしてもらえたのかな?
バッハの素敵なところ・・・というかバッハに限らないかもしれないんだけど。
それは、左右の音の重なりで、どこがミスってるか、素人の私にも、瞬間的に分かるところ。
特に私のような、フラットやシャープの臨時記号に不慣れな人間にとっては、とても助かる。
耳をよく澄ましていれば、「あ、ここ違う」と、直感的に分かるようになる。
要するに、
左右の音の重なりが、とにかく美しいんだよね。
初心者向けの曲だけど、単純じゃない。
何とも言えない奥深い味わいが、私のような素人ですら、分かる。
うーむ、これはハマるなぁ。
ちょっと前までは、ポップスとかのピアノソロが好きだったのに。
最近はむしろ「暇あらばバッハ」を練習したくなっちゃう。
ちょっと弾いてるだけでも、どんなゆっくりでも、とにかく気持ちいい。
1鍵1鍵、丁寧に打鍵するだけでも、うっとりする。
まあそんな感じで、何日振りかに、前に覚えた曲をちょっとだけ弾いてみた。
おおっ、何だか前より、指が軽い・・・
オクターブの跳躍も、以前よりかなり正確になってきた。
結論。
「ゆっくり練習でも、力がつく」のは、ホントだった。
指の使いすぎで疲れている時も、バッハなら、ゆっくり弾いてるだけで満足感に浸れる。
指に優しい。
しかも、ちゃんと成果が自分でも感じられる。
なんだか、すごく効率の良い練習方法を獲得して、得した気分だよ。
バッハの曲に出会えて。
2024.9.11