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(ぼっち好き)ボッチズム第5弾「ぼっち旅・上級編」(車中泊で遠出しようの巻)
では上級編。遠距離の場合ね。あくまで私流のやり方なので、自分なりにアレンジすることをおすすめします。
ぼっち旅③遠距離バージョン
距離の目安でいうと、往復1000キロを超えるところ。
これは、やはり車中泊、1泊から2泊になる。
まず
出発時点で計画する目的地はやはり1ヶ所。多くても2ヶ所以内。
3ヶ所以上になるのは、私だったら、極力避ける。
つまり、
行き先を、最初から欲張りすぎないこと。
1つメインの目的地を決めたら、あとは優先順番順に、「余裕があったら、ついでに立ち寄ってもいいかな」くらいに考えておくのが良い。
もちろん、旅の途中で、思いがけず訪問地が増えてしまうことはある。
それは構わない。
行く前から予定を詰め込みすぎない、と言うことだ。
理由は単純だ。
お目当てが増えると、予定が複雑になり、持ち物が重装化する。
それは「身軽さ、気軽さ」という趣旨から外れるからだ。
特に、車中泊はどうしても疲労が蓄積する。自宅睡眠のようには疲労が取れない。
そのため、
疲れを溜めずに楽しむのなら、2泊以下。
どんなにやむなくとも、3泊が限界だと思う。
もちろん、大きな高級車を使ったり、重装備で臨んだり、宿泊施設を使ったり、となってくるならば、話は別だ。
ただし、それは私がここで紹介しようとしていることとは、性格が異なってくる。
私のぼっち旅のコンセプトは、どこまでも「気軽さ」だ。
気軽だからこそ、新たな発見や予定変更が加わっても楽しめる。私は、そっちを楽しみたいのだ。
あとは、
大きなイベントが複数あると、
一つ一つの体験の味わいが、どうしても薄れてしまう。
ましてや疲労が重なったり、時間に追われるような状況なら、なおさらだ。
疲れると、新鮮さや感動の受けとめ方も曖昧になり、本来もっと楽しめるはずのものが十分楽しめなくなる。それこそ、私にとっては、一番もったいない事だ。
もしいくつも行きたいところがあっても、私なら、仕切り直して出直すだろう。
次は、コース設定だ。
ここもなるべくシンプルに済ませたい。
私なら、
・ループ上の1周回コース
あるいは
・1直線上の往復コース
にする。
オススメはやはり「ループ状の1周回コース」。
要は、往路と復路を別の道で行き来する、というやり方だ。
「来た道を戻る」往復、スイッチバックは、性分的に退屈してしまうからね。
必要な持ち物。
もちろん、これは最小限の、と言う意味でね。
①十分な時間の余裕。②車③まくら毛布④バスマットや大きめのタオル数枚⑤アイマスク、サプリ⑥サンダルやスリッパ⑦のぞき防止グッズ
④の大きなタオル類は、意外と多用途に使える。特に私のような安い車は、運転中も寝る時も、床面の凸凹のせいで何かと疲れたり休みづらい場合が生じる。タオルを数枚固めれば、段差を埋めたりマットがわりにしたりと、色々使える。
ヨガマットやシュラフで代用することも、もちろん可能だ。
ただ私はやらない。かさばるから。
⑤車の中は、すぐに眠りにつけない場合が多い。深い眠りを取れるかどうかも難しい。私は保温アイマスクやサプリを活用し、短時間でもぐっすり深い眠りに入れるようにする。⑥⑦も同様だ。疲れを残さず、快適・安全に車中泊をするためには不可欠だ。
もちろん、この他にも、
スマホの充電器や食料、タオルや紙類(除菌ウェットティッシュやトイレットペーパー)など、
必要なものはいくつかある。
これらは自分で気づく範囲で、持っていけば良い。
万一忘れても、サービスエリアやコンビニで調達できる。
あまり行く前から神経質になってあれもこれも抱え込むと、大変だ。
「必要になったら買えばいい」くらいの感覚の方が、むしろ気楽かもしれない。
そのほか、いくつか注意点がある。
⑴全く未知の地域や地方に行く場合は、道路情報や天候情報くらいは調べておこう。
例えば北海道の高速道路など、一部の地方には、ガソリンスタンドやコンビニ、夜間の道路照明すら全くない場所がある。
そういうところで、ガス欠など何らかのトラブルが発生したら、場合によっては、大変な苦労をする。
⑵ガソリンは、極力、こまめな給油をおすすめしたい。
初めての場所なら、給油所を見つけたら、こまめに満タン給油しておこう。常にフルタンクの7割以上は燃料が残っているようにした方が、精神的に安心できる。
少ない燃料で走るのは、ガス欠で動けなくなった時、危険だ。
厳密に言えば、燃料が減って車重が軽くなれば確かに燃費は良くなる。
しかし、それほど大きな違いではない。
軽自動車のガソリン重量は最大、約25kg。
(軽自動車のガソリンタンク標準量30リットル × 比重0.75 = 25kg)
つまり、満タンの半分に減ったとしてもせいぜい10kg前後しか減らない。
その程度なら、むしろその分、他の荷物を軽量化した方がいい。
燃費を心配するのなら、ムダな荷物をあらかじめ置いていく方が賢明だ。
ついでに言うと、ムダな加減速を減らし、法定速度で安定巡行した方が、燃費的にも低コストで安全だ。疲れも低減できるので、体にも優しい。
(ちなみに私は先日、往復約600kmの距離を、30km/Lで走破できた。)
⑶季節によっては、暑さや防寒対策もすべき。
⑷故障予防のため、メンテナンスもしておくといい。
タイヤ空気圧や摩耗度、照明、バッテリー、ラジエーターなど、事前に車のメンテナンス、チェックをしておこう。予想外のトラブルを防げる。
ちなみに私は購入した販売店のディーラーで、長距離走行する前には、一通りチェックしてもらうようにしている。もし難しいなら、ガソリンスタンドで相談するのもよい。
おまけ:私の実践例を最後に紹介。
関東方面から広島、四国を巡った時の事例。
確かトータルで、ギリギリ1泊2日、ほぼ2泊で帰ってきたと思う。
走行距離は、トータルで1800kmくらいだったように覚えている。
1日目で岐阜・養老町を経由し、そのまま広島まで直行。
新東名・旧東名・名神・山陽道を使った。
到着後、車中泊。
2日目、尾道まで戻ってから、しまなみ街道で今治へ。
四国を瀬戸内海沿いに走って、丸亀へ。
連絡橋で本州側・倉敷にわたり、そのまま帰路へ。
ちょっとこれは弾丸スケジュールだったかな?体力がいるね。
寄り道というか行き先がてんこ盛りすぎて、あまりいい例ではないかもしれない。
もしも今からまた行くなら、もっとゆったり、ゆっくりペースの計画にするよ。
実際この後も別の機会に西日本方面には行ってる。
あわてていっぺんに全部回ろうとするよりも、回数を分けたほうが、一つ一つの場所での体験を、深く楽しめるんじゃないかな。
それはともあれ、結果的にはこの時も、美術館や公園、島々を、いくつも巡ることができた。短期間・低予算の割には、すごく充実した旅行になったよ。
ちなみに、その時の意外な掘り出し物体験は、
しまなみ街道の美しい島々に出会ったこと。
行く前は、ただの通過点のつもりだったんだよ。
でも、実際通りかかったら、壮大な風景に魅せられて、急きょ寄り道。
ふりかえると、あれが一番心に残ったね。
以上、3回に渡り「ぼっち旅」の報告でした。
ちょっとは、参考になったかな?
ぼっち旅は、遠近問わず、今でもしょっちゅう楽しんでいるので、また面白い体験があったら、ここで報告しますね。
最後にしつこくなりますが、
くれぐれも絶対無事故、安全第一で!
どんなハプニングがあったって、事故さえなければ、全てはいい思い出になりますよ。
ではまたねー。
おしまい。
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