【コーチング】集中して「やってみる」期間
アクションや行動変容に集中するときがあってもいいかもしれません。
コーチングを一時お休みする申し出
コーチングをしているあるクライアントさん(以下Aさん)から、隔週でやっているコーチングを1〜2回スキップしたいと申し出がありました。
その理由としては、自分の決めたアクションを実行する期間にしたいとのこと。
結果的に1ヶ月ほどコーチングのセッションをしないことにしました。
1年以上Aさんのコーチングをやっていますが、お互いの予定が合わなかった以外で少し時間を空けるという機会がなかったので、私は本気でこの期間、集中してアクションを起こして行動変容しようとしていると感じました。
コーチングをしない期間があってもよいか?
コーチングは実施する時間の量よりも頻度が大事というのは以前記載しました。
一番大事なのは「気にかけているよ」「見ているよ」という気持ちと態度をちゃんと示すことであり、クライアントもコーチが気にかけてくれている、見てくれているというのを感じることにより安心してチャレンジもしますし、信頼関係がちゃんとできているコーチであれば、期待に応えようとしてくれます。
そうなると今回少し空いてしまうことはあまり良くないのかなと思ってしまいますが、ここは個人差もあると思っています。
コーチングを隔週などリズムを持たせてやることがオススメではありますし、やはりある程度「2週間後にはコーチと話す場がある」というのを意識したうえで、空いている期間の中でコーチと約束したアクションを取っていくというのは「締め切り効果」も働き、行動のトリガーにもなります。
しかしそれが逆にプレッシャーになって、コーチングを受けることに億劫になってほしくないですし、コーチングにネガティブなイメージも持って欲しくないです。
その中でのバランスの取り方が大事だと思っています。
厳格化されたコーチングは、それによって行動を変えて効果を得られる人を選んでしまうこともあります。
もちろん自分で変わりたいという意思がない人をコーチングする意味はありませんが、意思がある人ならばできるだけ多くの人にコーチングに価値を感じて継続的に実施してもらって、目標を達成してもらいたいという気持ちがあります。
空いている期間にコーチができる支援もある
今回、少しコーチング・セッションを行う期間が延びてしまうのもあり、Aさんにはコーチングは時間の量より頻度が大事なことを説明しつつ、その期間中も何かあればセッションも行うし、チャットなどでお伺いを立てるということをお伝えしました。
一番はクライアントさんの意思であり、集中してアクションをやってみたいという意思がAさん本人に働いたことが重要なところと思います。
少し話すタイミングが先になってしまいますが、見守っていきたいですし、何かあればチャットベースでも声をかけていければと思います。