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【アジャイル】見える化してよかった(まだまだだけど)
見える化した効果が少しありました。
突然のメンバー1週間離脱
個人的な話なので細かいことは書けませんが、一緒にやっているチームのメンバーが諸事情により1週間ほど抜けることになりました。それも急に1週間いなくなることが朝方連絡が入るような急な展開でした。
その朝方に連絡があったっきりその後はそのメンバーとは連絡が取れない状況です。あまりに急でその本人もメンバーもチャットや対話で話すこともできない状況でした。
もちろんメンバーのことが一番気がかりなのですが、仕事としてそのメンバーが対応しているものをどうするのか?が問題になります。
見える化しておいてよかった
私のいるチームでは非開発系だがアジャイルに仕事をしようということで、組織スクラムを実施しています。その中でタスクをバックログにして見える化して2週間のスプリントを回しています。そのメンバーが対応しているタスクについてもバックログに挙げていました。
そのため、そのメンバーが今どういう対応をしているかというのがある程度見える化できていたのです。
ただ、少し残念だったのはガチガチスクラムだとまだ始めたばかりの組織スクラムで疲弊してしまうので少し緩くやっていました。そのためタスクのタイトルと少し書かれた詳細で中身が分かるものは残ったメンバーでキャッチアップできそうでしたが、あまりタスク名やその詳細化までをやってなかったタスクに関してはどのようにフォローしたらよいかのあたりがつきません。
また、作業が仕掛かり中のものがあり何か書き物をしているようでしたが、その書き物をしている成果物が誰にも共有されておらず、フォローしようにもその書き物が探せないという状況が起きました。
タスクの状況の詳細化と成果物の共有は大事
まだ組織スクラム初心者メンバーのためあまり厳しいスクラムの運用はしないようにしてましたが、本来だとタスクが全て見える化されており、オープンになっており、誰かが手を付けられてないタスク(バックログ)があれば自ら取りに行って対応できるくらいタスクの詳細化がされ、かつ状況が常に更新されているべきです。
そして成果物も途中の段階でもシェアされており(今ではMicrosoftでもGoogleでもドキュメントのシェアと共同編集は可能ですし)同じチームで一緒に作業する可能性のあるメンバー同士なら中身が見られ、場合によっては作業を他の人でも進められる状態にしておくべきです。
今回見える化で多少はチームのピンチをメンバーでカバーできましたが、まだまだ本質の見える化ができてないなとも感じました。あまり厳格なスクラムをやるとそれはそれで反感を買ったり、やってくれなくなるリスクもありますが、今回起きた事例も交えつつタスクの見える化がちゃんとやれるチームにしていきたいなと感じました。