【仕事】あの時、助けていただいた〇〇です
一緒に仕事をしたことを憶えておこう。
長年同じ会社にいるとそれなりに伝ができてきます。
月日の経過とともにこれまで一緒に仕事をしていた人たちと別れ、そして新しい人たちと仕事をして、というのを繰り返していきます。
そうすると自分が何かに困った時に、相談先を色々と探すのですが、そのときに昔に一緒に仕事をしていた人がその候補にいたりします。ではそのときにどのようにするでしょうか?
まずはメールで相談、最近では直接ビジネスチャットで声をかけます。
その際に、ただお久しぶりとだけ言ってすぐに要件に入るということはしません。
「お久しぶりです」の挨拶のあと、私は必ずといっていいほど、その人との過去の関わり方や仕事の内容、そこでその人のお陰で何が自分が助かったかという言葉を2〜3行ほど添えておきます。
「△△さんお久しぶりです。数年前に××の件で御一緒させていただいた〇〇です」
「あのときは××の対応は本当に大変でしたね。△△さんの助けもあって何とかなりました。その節はありがとうございました」
みたいな感じです。(上はサンプルですが、ニュアンスはこんな感じです)
そうすると、よっぽど過去にしくじったことをしていない限りはほとんどの人はそれを無視はせず、
「おお、あのときの〇〇さんですか、あのときは忙しかったですね。最近は如何ですか?私は今は…」
という感じで返事が来て、話が展開をしていきます。
このクッションを挟むとその後のやりとりもとても柔らかくなるという印象です。相手にとっても薄ら記憶にある人から来るが、まるで初対面のような感じで要件から入られるとちょっと寂しい感じもしますし、都合の良いときだけ声をかけてくる関係だという感触も与えてしまいます。
結局、仕事は人と人との間で行われ、対話のコミュニケーションが基本に成り立って進んで行きます。であれば、お互い探り合ったり、その場限りの関係だったりするよりかは、一緒に成果を出してWinWinになっていこうという気持ちを持ち合う方がスムーズにいきますし、仕事も楽しくなるかなと思います。