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【コーチング】聞くことの大事さ Part3
認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。
現在もコーチ・エィ アカデミアさんでは継続してコーチングを学び中です。
コーチ・エィ アカデミアさんの講習内容の詳細については記載できません。
ただし、概要と私の学びや気づきについて書くことは問題ないと確認済です。
ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「目的を持って聞く」というモジュール名のクラスになります。
【コーチング】聞くことの大事さ Part2 からの続きです。
聞く環境作り
聞くためには相手に話をしてもらわなければなりません。しかし、聞き手が聞くための環境を作っていないと話し手も話しにくくなります。
聞くときに聞き手になる人が一旦横に置いておくべきことは以下です。
感情的(特に怒りやイライラ)な態度
上に立とうとする態度
傲慢な態度
ストレスフルな態度
自分本位な(自分に意識が向いている)態度
よく会社である事例が上司や先輩に声をかけたとき、手元の資料やパソコンから目を離さず聞いているときなどありませんか?これは聞き手が話し手に話し手もらおうという環境作りを怠っている状態です。
会話は上下、優劣、勝ち負けを決めるものではありません。コミュニケーションから相手の内面を引き出し、アイディアや発想を引き出すにはしっかりと聞き手が環境を整える必要があります。
ペーシング
ペーシングとは相手に合わせることです。どういうものをコミュニケーションにおいてあわせていくかというと、
話すスピード
呼吸など話すリズム
使う言葉
声のトーン
姿勢
表情
などです。ペーシングによって聞き手は相手に話を聞いているよという傾聴の態度を取ることが出来ます。
また、ペーシングには大きく2種類があります。
バーバル・ペーシング
バーバル・ペーシングとは言葉を使ったペーシングです。
例えば、相手の使った言葉を繰り返したり、共通の話題を話したり、相手の話終わるのを待ってから話をしたりと、言葉の使い方でペーシングすることで相手に聞いているというメッセージを使えます。
ノンバーバル・ペーシング
ノンバーバル・ペーシングとは言葉以外を使ったペーシングです。
例えば、相手の話している間にうなずきやあいづちをいれたり、ミラーリングといわれる相手と同じ動作を取ったり、視線を合わせたりと、態度や表情、動きの使い方でペーシングすることで相手に聞いているというメッセージを伝えます。
良い聞き手になるには
コーチ・エィ アカデミアで教えてもらった良い聞き手の10個のポイントを挙げておきます。(詳細は書けませんので、タイトルだけでなんとなく受け取って頂けると嬉しいです)
相手のために時間を作る
相手を尊重する
話しやすい環境(個室や静かな場所)を用意する
最後まで聞く
判断や評価をしない
聞いた内容の理解があっているか確認する
客観的になる
肯定的なノンバーバル・メッセージを出す
沈黙も活かす(話し出すまで待ってあげる)
聞くことに最大限にコミットする
もう少し、聞くことの話を書きます。
おまけ
コーチ・エィではオンラインでのクラスコーチでの学びを自分でログとして残していき、場合によっては一緒に参加しているクラスの人に共有して、新たな気づきにして学びあっていきます。そのログから抜粋して自分の学びや気づきもこのnoteに書いていこうと思います。
(当時書いたものなので、noteの記事と書きっぷりが違うことはご了承ください)
・ペーシングがあると話に流れが出る。話してくれる量が増える。次の行動が自ら出てくる。話の内容が途切れない。全体で意味のある会話になる。相づち合いの手。しっかり考えられる。
・(電話や音声のみのリモートの場合)見えない場合でも相手の表情を想像して。聞こうとする。信頼関係を築く。信頼関係がコーチとしての大事なところ。
・感情的になっている人・興奮している人には、先ず聞く姿勢。ペースを戻してみる・コーチからペースを整える。
・マラソンでいうペースメーカー、伴走者。一緒に相手のペース、スピード、体調など合わせて一緒に走る。