【仕事】分かりやすいものをやるべきか?
今色々悩んでいるところです。
自分の今やっている仕事は、これまでのように直接事業貢献するようなプロジェクトテーマやそれを支援する立場というところより、長期的に会社を良くしてサスティナブルな経営に繋げていくところになっています。
しかしこれを短期で経営陣に分かりやすいもので成果を見せることはなかなか難ししく、かつ中長期でも事業貢献という切り口で示すにも直接的な利益で表現しにくいのでいくらロジックを積み上げてもピンときてもらえません。
作っている私本人たちからしても、利益までのロジックは遠くて結局自分のコントロールできる範囲は多くないです。
新規事業で何年でいくらにするとか、商品をどれくらいの人に売って幾ら儲けるのかについては経営陣など聞く側からすれば分かりやすいです。(もちろん分かりやすいから簡単に達成できる、というものでも無いですが)
直接的に事業貢献や利益貢献に繋がらない、中長期的にやっていく必要がありすぐに分かりやすく効果がでにくいものは、コントロールできる範囲も少ないです。
よって考え尽くした結果、最大限できることで、達成に繋がるであろう施策を、限られたリソースの中で一番効いてくるところに仕掛けていくしかありません。
しかし分かりやすい貢献に繋がりにくいものは、実際やっているもの以外が見るとロジックの積み上げによる貢献までが遠すぎて、多くの場合理解が難しくなります。いくら綺麗に資料を書いても、アンコントロール部分が多くなり、達成できる見込みとして聞いている側もしっくりこないのです。
そうなってくると途中の議論はぶっ飛ばすことができるような飛び道具も必要になってきます。それをやることが本質的かどうかはおいといて、良いよねそれという共感を引き出したり、トップの意向や国の施策と繋げるなど大きな何かに巻かれることで批判や指摘を回避していくことも作戦の一つではあります。
今だとAIやらChatGPTやら交えるとやたら喜ばれたりしますが、それって本質ですか?と思いますし、また幻滅期が来れば冷静になって「それやってどうなるの?」という顔をして批判もされるようになるでしょう。
分かりにくいものを分かりやすく伝える努力はし尽くさなければなりません。
どんなに分かりやすく解しても、相手の価値観や判断基準が自分たちと同じ線上にいなければ理解は得られません。
理解が得られないのに、構造化したり分解したい簡易化したりの作業を頑張るのも空しくなるときもたまにあります。(自分たちの理解や説明能力がより良くなるという効果はありますが)
本当今、悩んでいることです。突破するために今できることは、色んな人と話し、調査して勉強してをとにかくやり尽くすしかない、自分が納得できるところまで詰めるしかないのかなと思っています…
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