いわゆる1on1MTGについて(#003-2_書評_「僕たちのチーム」のつくりかた)
みなさん、こんにちは。
最近はチーム内で1on1MTGをやっています。主催者側が初心者なので、ぎこちないところがあるのですが、既に、初めてよかったと思える効果も出てきていると思います。ちょっと思い立ったのでnoteに書いてみようと思いました。
どんな1on1MTGをしているのか
実際の1on1MTGは対面でもweb面談でもどちらでもOKとしており、やりたい手法を各人に選んでもらっています。
今のところ、8割くらいが対面で会議室で打ち合わせをするスタイル、残り1割がweb面談(私も確保している個室からか、自宅から)、残り1割は都合により未実施、という感じになっています。
1on1MTGはマネージャーサイドのものではなく、メンバーサイドのための時間だ、という風に定義をしています(後述書籍参照)。
メンバーがそれぞれ、自分の潜在能力を最大限に発揮できるよう、環境を整えていくことを主眼にやろうと思っていますが、これってそう単純にはできないな、というのがまずもっての感想です。
ただ、だからと言って手をこまねくわけではなく、まずは手数を増やそうと思っています。
1on1MTGの場では極力メンバーの皆さんに話してもらおうと思っているのですが、いかんせんこれが難しい。
気が付いたらこっちが積極的に話をしてしまっていることもしばしば。。。こっちも鍛錬の毎日です。
でもって、いわゆる教科書的なやり取りが進むわけでもなく、もうちょっと深い話をしたいなと思っているメンバーからは、足元進捗している通常業務報告のようなものを受けてしまっていたり、悩ましいの連続ですが、継続は力、を信じて前に進んでみようと思っています。
1on1MTGっていい?
ただ、惰性的にやっても意味がないので、私は積極的にメモを取りながら1on1MTGを進めています。人によってメモを取られすぎると気分を害される方もいらっしゃるかもしれませんが、もともと私は結構なメモ魔で、常に大学ノートを持ち歩きながら仕事をするタイプの人間です。
なのであまり気にされることはないですが、もしかしたら急にその場でメモを取り出したりすると、何か評価されるのか、といった疑念を抱かれかねないな、と感じました。
メモを取っておくと、前回どんな内容の会話をしたか、「今週(今月)はこんなことをやってみたい」「こんな案件を考えているので、●●部と協議してみる」「●●のアイディアを実現するためのリソースを確認してみる」といった内容を改めて確認するのには非常に役に立ちます。
実は、上述の「 」の話は、当チームのメンバーから出た話で、メンバーから自発的に仕事のアイディアや考えが出てきたことに、私はめちゃくちゃ驚きました。
すごく恥ずかしい話なんですが、この程度の話も出てくることがないほど、ルーティーンの業務負担が大きかったのか、こちらが聞く姿勢をとっていなかったのか、と反省しています。
別の話ですが、少し深刻な悩みを抱えているメンバーの存在にも気が付くことが出来ました。定期的にではあるものの1on1MTGのような場がある、ということがメンバーの心理的な防波堤になっているのであればよいかな、と思っています。
悩みそのものは非常に深刻で、私が解決するというよりももっと上のレイヤーにも関与してもらう必要がありますが、早期発見には寄与できたのではないかと思っています。
私も含めて、作業系の時間が多く、コミュニケーション系の時間が足りていなかったという事実が如実に分かったということになりますね。大惨事になる前に気が付けて良かった、としか思えません。
再読した本(「僕たちのチーム」のつくりかた)
1on1MTGを再度始めるにあたって、「僕たちのチーム」のつくりかた、を再読しました。
いわれてみれば当たり前のことですが、私は意識してできていなかったなぁ、という反省をしています。
毎日一歩でも前に進めるように精進していきます。
元気に、前向きに。