ナイトタイムエコノミー推進協議会(JNEA)
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「アフターコロナのナイトタイムエコノミー 〜街づくりや観光に求められる多様な夜に向けて〜」をテーマとしたトークセッション開催リポート(後編)
アート、スポーツ、エンタ-テインメントなど多様なナイトコンテンツの可能性を探る 前編に続いて森ビル株式会社 新領域企画部 杉⼭央さんと、株式会社ディー・エヌ・エー スマートシティ統括部 都市開発部部長 ⽥島邦晃さんが登壇。ナイトタイムエコノミー推進における最先端の取り組みとして、アートやスポーツを絡めたコンテンツを仕掛ける2人が、それぞれに携わってきたプロジェクトを紹介しました。 デベロッパーを悩ませる共通の課題として、ともすると似たり寄ったりの印象になることを挙げたのは
「アフターコロナのナイトタイムエコノミー 〜街づくりや観光に求められる多様な夜に向けて〜」をテーマとしたトークセッション開催リポート(前編)
2023年6⽉19⽇(⽉)、会場となった東急歌舞伎町タワー17F『JAM17』には主要デベロッパー各社をはじめ、中央・地⽅⾃治体、⾳楽・ライブ・観光・飲⾷関連事業者等、約100名が来場。壇上ではナイトタイムエコノミーの活性化について、コンテンツ視点から見据えたトークが繰り広げられました。トークイベントの様子を2回にわたってご紹介します。 開会の挨拶で、JNEA理事 永谷亜矢子が、東京は都市総合ランキング(森財団調べ)では第3位に選ばれながら、ナイトライフの充実度では27位に
アムステルダム市長との意見交換会-Dialogue Between Amsterdam & Tokyo on Nighttime Economy-
世界の夜が動き始めている。2023年3月、来日中のアムステルダムの市長であるフェムケ・ハルセマ(Femke Halsema)さんを囲み、「ナイトタイムエコノミーに関する意見交換会」を六本木ヒルズアカデミーで開催。東京とオランダのナイトライフに携わる16人が意見を交わし合いました。 日本におけるナイトタイムエコノミーの議論は、常にナイトライフ先進都市のアムステルダムから多くの示唆を受けてきました。意見交換会の内容は、アムステルダムでの先進事例のほか、その背景にある市の戦略や市
京都から考える、文化と経済の相互作用をもたらす「夜」の可能性──「Night Camp KYOTO vol.1」開催レポート
ナイトタイムエコノミー推進協議会(以下、JNEA)は、文化・観光・まちづくりのエコシステムを整備し、業界の垣根を超えたナイトエコノミーの推進を実現するべく、「Voices of the Night」と題したイベントシリーズを展開しています。 2023年2月12日には、京都のCLUB METROにてイベント「Night Camp KYOTO vol.1」を開催しました。石川琢也さん(京都芸術大学 専任講師)、林薫さん(CLUB METRO プロデューサー)をコーディネーターに
夜、街の広場にどんなコンテンツがあると「豊かな夜」をつくれる?──「Night Camp TOKYO Vol.2」ワークショップ編
ナイトタイムエコノミー推進協議会(以下、JNEA)は、文化・観光・まちづくりのエコシステムを整備し、業界の垣根を超えたナイトエコノミーの推進を実現するべく、「Voices of the Night」と題したイベントシリーズを展開しています。 2022年10月13日には、イベント「Night Camp TOKYO Vol.2」を開催。ワークショップではアーティストやクリエイター、イベントプロモーター、メディア、まちづくり、行政、大学などさまざまな立場の方々がテーブルを囲み「夜
「文化・観光・まちづくり」の視点から読み解く夜の価値──「全国エリアマネジメントシンポジウム2022」開催レポートvol.1
ナイトタイムエコノミーを活性化させることで、人々のライフスタイルは多様化し、より文化的で創造的な都市が生まれずはずだ──。 2022年9月8日、ナイトタイムエコノミー推進協議会は全国エリアマネジメントネットワークの主催する全国エリアマネジメントシンポジウム 2022「都市にダイバーシティ&インクルージョンを 〜ナイトタイムエコノミーとエリアマネジメント〜」に登壇。ナイトタイムエコノミーの活性化によって都市にどのような価値が還元されるのか、エリアの多様性や包摂性を高めるナイト
夜の価値を起点に、都市にクリエティビティを取り戻す──カルチャー・ヴィジョン・ミーティング「これからのナイトカルチャーとエコノミー」開催レポート
これからのナイトタイムエコノミーがより持続可能に復興していくためには、夜の持つ経済・文化・社会的価値を多角的に捉え、まちづくりや観光の分野に積極的に活用することが重要なはず──。 日本の文化芸術の自立・持続化を目指し、クリエイター×産官学のプロジェクトを数々手がける一般財団法人カルチャー・ビジョン・ジャパンは、日本の文化芸術を様々な角度から考えるトークシリーズ 「カルチャー・ヴィジョン・ミーティング(CVM)」を開催しました。代表理事の井上智治さんは、開催に向けた想いについ
ナイトタイムエコノミーの推進に向け、多様なステークホルダーが対話できる土壌をつくる──「Voices of the Night」トークイベント 開催レポート
新型コロナウイルスによるパンデミックの影響により、ナイトタイムエコノミーは大きな打撃を受けました。人々は集うことを制限され、夜の経済活動の多くは抑制されました。 しかし、夜は私たちが豊かな生活を送るために欠かせない時間であるはず。昼の肩書きを超えた交流の場としての夜、創造的で実験性に富む文化的表現の場としての夜、経済活動の場としての夜。 そんな夜の持つ価値を私たちの日常に取り戻していくには、夜に関わる多様なステークホルダーが連帯し、進むべき方向を模索していく姿勢が求められ