見出し画像

[全文無料]文献管理ツール「Zotero」と日本語性能TOPのAI:Google Geminiを使って外国語の文献を翻訳させながら読む


前置き

この記事は全文無料です。有料オプションはあくまでオプションです。記事が役に立ったという方は無理のない範囲で寄付をお願いします。(どの無料noteも何かしらの労力や費用が発生していますから)
Gemini 1.5 Proがどうやら日本語性能トップになったらしい。ツイートの主が如何にもアレっぽいアカウントなので情報が正しいか気になって調べたが嘘はついて無さそう。
Geminiは無料で使えるうえ、APIも無料で取得でき使用できる。そしてこの種のAIによる翻訳はDeepLやGoogle翻訳より優秀だと個人的に思っている。
Geminiに外国語の文献を翻訳させながら読むことが出来たら、それも専用のツールで出来たら、わざわざDeepLやGoogle翻訳のWebsite行って文章をペーストする必要が無くなって効率も上がるので今日はこれをやっていく。

必要なもの

以下の必要なものをダウンロード又は取得する。

  • Zotero 7 (公式サイト)

    • 今回使うPluginがBetaのZotero 7でのみ動作する。

    • どれをダウンロードするかわからない人は64-bit Installerと書かれたものをダウンロードしてインストールする。

  • Translate for Zotero (GitHub)

    • 最新のPre-Releaseの.xpiをダウンロードする。

Aseetsをクリックしてtranslate-for-zotero.xpiをクリックしダウンロード
無料なのでなんか従量課金制とかナントカ書かれているけど怖がらなくて大丈夫
  • テキスト選択が可能なPDF、ePUB形式のドキュメント

環境構築

Translate for ZoteroをZoteroにインストール

左上のメニューから「ツール→Plugins」でAdd-ons Managerを開く。 Add-ons Managerから「右上の『歯車マーク』→Install Add-on from File…」を押してTranslate for Zotero (GitHub)からダウンロードした.xpiを選択する。

再起動を求められたらZoteroを再起動する。

Translate For Zoteroの設定

左上のメニューから「編集→設定→Translate(左の項目にある)」から以下の設定を行う。

  • Translation ServicesをGeminiにセットする。

  • Gemini APIキーを「Secret」欄にコピペする。

  • 「Config」から「EndPoint」欄のURLを以下のURLに書き換える。

https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/models/gemini-1.5-pro-latest
  • 「Translate From」を自身が使いたい設定にする。

インターフェース

自身の好みに合わせて設定したらOK。設定は先ほどの設定画面の下部にある。

実際に使う

PDFを開き、翻訳したい文章を選択するだけで自動で右側のパネルに翻訳結果を出してくれる。
基本的な使い方はこれだが、他の使い方もできるので気になる人はPluginのドキュメントを読んでみるといいかもしれない。

ここから先は

0字

¥ 300

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?