久々に高専に行ってきた

 体調を崩していて、しばらくブログを休んでしまった(などと言い訳しているが、実際はやる気の問題が7割程度を占めている)。今週は母校の高専に久々に行ってきた。卒業以来、一度も行ったことはなかったのだけど、4年生が授業で作ったソフトウェアの評価をするということで、OBとして参加してきた。久々に言った高専は、在籍当時とそれほど変わりなく、あぁ確かにこんなだったなぁと懐かしくなりながら、校内を散策した。見るものはどれも当時と変わらないはずなのに、自分自身が変化しているからか、妙に校内が広く感じたのが印象的だった。もちろん、大学のほうが面積としては比較にならないほど広かったのだけど、高専も高校にしては随分広いんだなぁと、改めてその特殊性を再認識した。
 そうそう、授業で評価した学生のソフトウェアは、どれも秀逸で、とても数十時間の授業で開発したとは思えないほど、高い完成度だった。これが高専生の能力なのかと、OBながらなんだか誇らしくなると同時に、自分が同じ授業で開発したときは、ゴミみたいなゴミを生成していたので、これは自分が無能だったのか、時代のせいなのか、などと、わけのわからない現実逃避を始める羽目になってしまった。とはいえ、行ってよかった。彼らの作品を見て、なけなしの創作意欲が刺激されたので、僕も何か作っていこう。

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