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【教育】九段中等教育学校の皆さんと考える「新しい授業!」

JMACでは、学生に向けた教育も行っています。

(サスマネの記事はこちらから!
中高生がSDGsカードゲーム研修「サスマネ」を体験!>
中央大学でSDGsカードゲーム研修「サスマネ」を実施しました >)

九段中等教育学校の皆さんが、総合的な学習の時間の「企業訪問」プロジェクトの一環として、JMACを訪問してくれました。

オリエンテーション

すこし緊張している面持ちの学生の皆さんと、JMACメンバーで名刺交換タイム。学生さんたちが用意してくれた名刺は、各々がオリジナルでデザインしたんだそう。文字の配置などがそれぞれ異なり、個性が光ります。

本日担当したコンサルタントは茂木と山本。
誰もが一度は疑問を持つであろう「そもそもコンサルタントって何をするの?」「コンサルティングってどんな仕事?」について、説明します。

「コンサルタントは薬に頼らず体質を強化する、医者の役割」
うーん、上手い例え!なるほど!

若い世代にコンサルティングの仕事をわかってほしい、という一心で、いつもの現場とは違うテイストの資料を作ってくれました。

学生さんからは、素直な質問が飛び出します。
「常に1人でお客さんを対応しているんですか?」
「複数のプロジェクトで仕事をする時、どんな準備をしているんですか?」
などなど、メモをとりながら、こちらに身体を向けて、じっくり真剣に聞いてくれます。

ピュアな学生さんの熱い視線と思いに、JMACもしっかり応えます。

肝心なミッションとは

今回のJMAC訪問は、単なる企業見学ではありません。
本来の目的は、授業の一環として「JMACからの課題」を取り組んでもらうこと。

今回JMACより出した課題は、ジャーン!

皆さんはコンサルタントです。クライアントである中学校から”新しい授業をつくる”コンサルティングの相談がありました。
「もしも自分が中学校の先生だったらどんな授業がしたい?」

む、難しい・・・。学生さんにとって授業は一番身近な話で一見シンプルなテーマです。しかし、授業の組み立てにはさまざまな要因が加わります。普段は教わる側である立場の学生さんにとって、とても考えがいがある課題です。

JMACから出したお願いは2つ。
・全員参加、全員平等
・意見は率直に!
お互いの意見を否定せず、広い視野で感じることが大切です。

残り少しの時間を使って、学生さんはさっそく課題について考えます。

「テーマは決めたほうがいいかな?」
「アンケートもとる?対象は・・・」
「グランドデザインに沿った授業にすべきだよね」
「それなら育成すべき資質能力を見て・・・」
「能力を授業に当てはめていくのはどうだろう」

たった今与えられた課題にも関わらず、資料を読み、その場でしっかりと内容を理解しています。コンサルタントが口を出さなくても自分たちからディスカッションを始める、積極的な姿勢に感心しきり。

一瞬で物事を組み立て、考えていく学生さんの能力に驚くばかりです。

オフィス見学

せっかく会社にきてくれたので、オフィスの様子を少しだけお見せしました。晴れていたので、東京タワーが見える屋上で記念撮影も。

このあと、学生さんたちは学校に持ち帰り、課題解決に向けて検討します。そして1月の解決策発表に向けて準備します。

発表の様子はもちろん、またブログでお知らせします!
どうぞお楽しみに!JMACメンバーも今からとても楽しみです。