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【JMACメンバー紹介】コンサルタント 松本賢治~ユーモラスでありたい~

ここでは、ご自身のバックグラウンドや秘める思いについてインタビューをしていきます。

今回はJMACコンサルタント 松本賢治さんにお話を伺いました。

デジタルイノベーション事業本部
シニア・コンサルタント 松本 賢治


調達、生産、物流、販売にわたるサプライチェーン全般を対象とし、長年数多くの企業を支援してきた。多様化するものづくり分野における豊富なコンサルティング経験をもとに、現在は「IoT活用イノベーションマップ」、「IoT7つ道具」などを開発、製造業のDX推進を支援している。

※プロフィールは記事公開当時のものです

コンサルタントを目指したきっかけ

1983年に新卒でJMACに入社して、今年で41年目になります。

もともと音楽が好きだった私は、オーディオスピーカー作りたいと思い、音響工学を学べる大学にいきたかったのですが、その学科がある大学に入ることができず、電気通信大学の大学院まで経営工学を学びました。IE、生産管理、品質管理など、JMACでの生産コンサルティングに近いような内容を勉強しており、日本VE協会の研究会でWBSの研究を行ったりしていました。

大学院を卒業する年、教授に「就職はどうするのか?」と聞かれました。当時はほとんどの学生は、学部の推薦で就職できる世の中でした。私も、どこでも好きな会社の推薦をもらうことができたのですが、肝心の自分にこれといってやりたいことがありませんでした。

私の先生もかつて産能大でコンサルタントをしていたこともあり、周りのみんなとは違った職業のコンサルタントになろうかなあと思い、就職本から「株式会社日本能率協会(現在のJMAC)」を見つけ応募しました。はっきりした目標とかがなく、その時の考え、選択で生きてきているのが自分らしいと思います。

当時はコンサルティング会社というのは今のようにメジャーではなく、世の中にコンサルタントという職種があることがほとんど知られていませんでした。親や友人に「それどんな会社?どこに就職したの?」と心配されることもありました(笑)

今どんな仕事をしているか

新卒で最初に生産部門に配属されてから、製造現場の改善から、生産技術、物流、SCMと領域を広げながらコンサルティングを行ってきました。近年「IT・デジタル」の重要性は急拡大していて、現在はこれまでのノウハウを生かして、DXを活用した改革推進支援を行っています。

会社のシステムを新しく導入するとき、システム開発を行う前に「上手にシステムを入れるにはどうすればよいか」を考える段階が必ずあり、そこがコンサルタントの出番です。システムを作ってる側はシステム自体やその作り方には詳しいですが、お客様の課題は見えにくい。一方、お客様は「システムのことはよくわからないが、システムを使って、現状よりももっと便利にしたい」という思いがある。コンサルタントは、コンサルティング経験をもとに両者を繋ぐ役割を担っています。

一般的なコンサルティングのやり方や技法に従うだけではなく、出来る限り自分の経験や知識を使って、世の中の情報も取り入れながら、答えを出していくことを常に意識しています。

「長い時間をかけた積み重ね」こそが財産

私はこの40年間でたくさんのコンサルティング現場を経験しましたが、一期一会の想いでコンサルティングを行ってきました。ありがたいことに20代、30代の時に出会った方でいまだに仕事が続いていたり、仕事以外で一緒に遊びに行く方々が何人もいます。

若いときに一緒に苦労した方や、管理職クラスの時に出会い同じような悩みを抱えながら苦楽を共にした方など、今では当時の顧客とクライアントの関係を超え、思い出を語り合える仲間です。

JMACに入った時から、社内外を問わず長くお付き合いが出来る仲間に恵まれて、今の自分があるのだと思うと、40年前JMACに入社して本当に良かったとつくづく思います。仕事はハードですが、JMACでは自分が手をあげたことに対して頭ごなしにNOと言われることがありませんでした。やりたいことがちゃんとできる、いい会社です。

座右の銘

「ユーモラスであれ」

自分自身がこういう人間でありたいと思い、心に置いている言葉です。人をニヤッとさせる ユーモアを持ち続けたいと思っています。会話の中にユーモアをひとさじ入れて、雰囲気を和ませ、自然と会話を広げたいです。
お互いの緊張が解ければ本音で話せます。そんな空気感を、自分自身が作り出せるような、ユーモラスな人間でありたいと思っています。

「松本さんはしゃべりやすいよね。」といわれると嬉しいです。

ユーモラスであるために「人からどう見られているか、どう評価されているかよりも、自分らしくあろうとしているか」を大事にしています。

新しい財産

音楽が好きで、学生時代は下手の横好きを絵にかいたようなロックバンドをやっていました。今はバンドはやっていませんが、1970-80年代のロックを話題に、新しい同世代の仲間ができています。また、SNSの普及により、小中学校、高校、大学時代の同級生と会いやすくなりました。懐かしい友人たちと連絡を取り合って、食事やゴルフを楽しむ機会が増えています。

ここ最近での最大の財産は孫です。本当に可愛いものです。ニヤリどころか、破顔させられます。自分の子供とはまた違った可愛さがあります。孫の話で夫婦の会話もかつてないほど弾み、息子夫婦にはとても感謝しています。


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