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【人材育成】アカデミー生が浅草エリアでCXを学ぶ

JMACでは「コンサルタントアカデミー」と称した独自のコンサルタント育成プログラムを毎年実施しています。入社一年目の社員はアカデミー生として、コンサルタントアカデミーに参加し、日々コンサルタントの倫理や役割、コンサルティング技術を学んでいます💪

今回はプログラムの一環であるXコースに参加した、アカデミー生によるレポートをお届けします!

Xコースは、CX(Customer Experience)のXを頭文字としたもの。つまり、顧客体験からの気づきを活かし、顧客満足度を上げるマーケティング実践プログラムです。また、Xコースではアカデミー生だけでなく、インターン生が参加をするのも特徴です。今年は6チームに分かれ、アカデミー生18名、インターン生9名が参加しました🙋🙋‍♂️

2024年のテーマは「浅草エリアの観光における問題解決や価値向上策を考える」こと。事前講義から、実践編を通し、計4日間の取り組みです。

1日目:事前講義
2日目:チーム検討/フィールドワーク
3日目:フィールドワーク/発表準備
4日目:発表

1日目:事前講義

まずは、CXにおいて第一線でコンサルティング支援するシニア・コンサルタント渡邉聡より事前講義がありました。ここでマーケティングの基本的な考え方、CX、顧客共感や洞察を軸としたデザイン志向のアプローチを学び、実践編の準備をします📝

カスタマージャーニーの作成では、顧客の利用行動や思考、課題などを整理しチームメンバーに共有するなど、講義の中には個人ワークやチーム検討の時間もありました。

実践編の準備として、浅草の観光における問題解決や価値向上策をチームで検討するべく、当日で観察したいターゲットや仮説のまとめも行いました🎯

2日目:チーム検討/フィールドワーク

各チームでの調査内容や進め方の確認を行い、準備ができたチームから、浅草での現地調査に入ります。

観光客、観光事業者、地域住民、労働者…がどんな期待を何に抱いているのか、対象エリアのすみずみまで探索し、観光客や地域住民の動線やエリアの特性をみながら仮説を立て、浅草の地域活性化に結びつく具体的な施策を考えていきます。

現地現物を大事にするJMACは、体験することも大事!👏
花やしきのアトラクションの体験や浅草での食事など、実際に自分たちもサービスを体感することで、顧客満足度を上げる方法を模索します。

多くのチームが、浅草での体験をその日のうちにまとめようと、夜まで検討を行っていました。

3日目:フィールドワーク/発表準備

2日目のフィールドワークを通じ、チームによっては、追加の現地調査を行いながらも、明日の発表の準備に取り掛かります。

各チームで定めたペルソナから、具体的な解決のアイデア、期待される効果、一方でのリスクや懸念事項などをまとめます💡

本発表で重要なのは、いかに奇抜なアイデアを出せるか、ということ。
プレゼンテーションは「Tell」だけでなく「Show」「Fell」の要素も大切であり、聞き手の興味を惹くような発表が期待されます。

4日目:発表

各チームが2日間の体験から、浅草での新たな問題解決・価値向上策を発表します。発表内容の概要は以下の通りです。

1.提案テーマ
2.ターゲット
3.仮説や※Pain/Gain ※不安/希望など
4.きっかけとなった観察事項
5.具体的な解決策
6.期待させる効果、予算イメージなど

各チームの発表は15分、質疑応答は10分で、発表の場にはJMACの若手からベテランのコンサルタントも同席しました。

ほとんどのチームがパワーポイントでの発表を基本とする中、寸劇により笑い(共感)を誘うチームもあり、より分かりやすく状況を理解してもらうための工夫が凝らされていました😂👏

最後には、JMAC先輩コンサルタントからのフィードバックをそれぞれからいただき、受講生にとっては、Xコースの意味や目的を振り返るとともに、今後に活かすための非常に有意義な場となりました。

アカデミー生にとっては、インターン生という後輩を持つ初めてのコンサルタント研修。4日間という短期間に多くの学びが詰まった「Xコース」でした。