まだやらないつもりか?今年1番のRPGになるであろうリベサガを語る


令和のRPGとして期待値通り

このゲームは色んな面で期待値かそれ以上が出せてると俺は感じる。
ここで言う期待値とは「令和のゲームってこんぐらい出来るでしょ?」「RPGってまだこれぐらいポテンシャルあるっしょ?」と言うような、これまで様々なゲームを経験したユーザーの勝手な期待でもある。
その勝手な期待を概ね裏切らない。
リベサガはそういうRPGだ。

まずはグラフィック。
これぐらいのグラフィックならスマホで遊べる3Dゲームによくある感じだと思う。
令和のゲームに於いては合格点といった品質。
だけど、品質とグラフィックとして魅力的かは別問題だ。
ネガティブな言及になるので具体例を挙げるのは避けるが、グラフィックの品質は高いのにキャラの顔が残念だったりするゲームもある。

リベサガのグラフィックの品質は現代のゲームとしてトップレベルというというものでは決してないが「令和のゲームとしてこれぐらい綺麗であって欲しいな〜」という線は押さえた上で魅力的なグラフィックに仕上がっている。
各クラスのキャラ、俺は女性ばかり使っていたが、それは可愛いキャラが多すぎるからだ。
年代ジャンプするとキャラも代替わりするが、名前、ステータス、カラーリングだけじゃなく、髪型とか小物が変わったりする。
俺はフリーファイター女のメディア系統のショートカット、インペリアルガード女のルナ系統の目隠れヘアのやつが特にぶっ刺さった。
俺の好きな可愛いキャラの話だけでなく、冒険の舞台であるフィールドのグラフィックもいい。
アバロン宮殿は今風のグラになったのに、既プレイの俺が「昔からこうだったよ!」と思ってしまうほど。
自然に記憶を上書きされてしまった。
モンスターに関しては原作よりは数を削らなくてはならなかったようだが、それでも使い回しが目につくようなレベルではなく、色違いで誤魔化しつつもそれなりのバリエーションに見えるような努力をしたと感じる。

次にシステム

リベサガは原作から結構大胆にシステムを変更したり、親切になったりしている。
遊びやすく、更に遊べる部分も増えている。
個人的に今作のシステムのMVPはアビリティだ。
各々のクラスにアビリティが設定されており、条件を満たせば別のクラスから持って来る事が出来る。

版図を広げる、新クラスが加入する、パーティメンバーの選択肢が増える。

これなら原作でもあったが、新クラスのアビリティが入手出来るとなると、新たなクラスと出会い、アビリティを取るのが楽しみになる。

クラス一つあたり

  • 加入したそのクラスをパーティメンバーとして使う。

  • 皇帝にして陣形を入手。

  • 他のキャラのためにアビリティを取得する。

これだけの要素がある。
もちろん、クリアするだけなら陣形やアビリティをコンプまでしなくても十分だが、単に新しいクラスと出会ってアビリティを見るのが楽しみになるだけで、ゲームを進める楽しみが増える。

そして、忘れてはいけないのがBGM

イトケンサウンドは今も変わらない良さがあるが、近頃のイトケンサウンドはロマサガ時代とは違った毛色になってきた。
サガもドットから3Dになり、そのゲームにマッチする曲となったらそれも当たり前の変化だと思う。
しかし、今回のリベサガの楽曲は原作をリッチにしたようなアレンジであり、ロマサガ時代のサウンドのノリを大事にしていると感じた。
具体的な言及は避けるが今作のアレンジで追加されたパートが美しい補完になっている曲がある。
それはプレイして気付いて欲しい。

追加されたキャラゲーとしての側面

追加要素である七英雄の記憶。
敵である七英雄の背景が掘り下げられ、よりキャラクターとしての要素が深まった。
これにより七英雄に会うのが楽しみになってくる。
この掘り下げでゲームの上では倒すべき敵のはずだが、七英雄のキャラ自体には愛着が沸いた。
何よりロックブーケかわいい

迷ったらやろう

ここまで色々と書いてきたが、俺が楽しいと感じた1%も文章に出来た気がしない。
とにかくリベサガはゲームとして出来がいい。
めちゃくちゃ乱暴な表現だが
RPGは全部これぐらい面白く作ってくれよ
というのがここまでに書いた全ての文章よりリベサガを詳細に表せていると思う。
迷ったら遊んでみて欲しい。

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