「伝える力」と「受け取る力」を意識して会話することの重要性
入院して5日目。
過去にかなり入院していた経験もあり、なかなか慣れたものです。(笑)
今と過去で唯一違うことは、コロナ禍ゆえに面会が一切できないこと。
以前は入れ替わり色んな方が会いに来てくださっていましたが、今は荷物を渡すことさえもナースステーション経由でしかできない状態。
そこで今日は「コミュニケーション」の中の1つである「会話」について、書いてみようかと思う。
「コミュニケーション」には、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがある。
非言語コミュニケーションから伝えられる情報はかなり多いとされていて、それらは例えば、口調や表情、声のトーンやジェスチャー、話す速度や距離感などの影響をいう。
ただこのようなオンライン化が進んだ、人になかなか会わない環境になると、それらは届きにくくなることも多々ある。
そうなった時、「会話」には「伝える力」が重要になっていくのではないかと思う。
この数日の私は対面でリアルな会話をするのは、ほぼ医師と看護師のみ。
またそれらは、報連相的な内容(病院だから仕方ない(笑))ばかりで、そこにそれ以上の心が動くようなことはない。
おそらく誰もが報連相的な会話にはそう感じる人が多いのではないかと思う。
一方で、LINEなどのSNSなどを使って色んな人とオンライン上のメッセージのやり取りをさせていただいたりもしているが、そのコミュニケーションの中には、色んな感情が出るのも事実。
ちょっと話は反れますが、こんなことを思ったことがある人はいないでしょうか?
・しっかり書かれているメッセージ
・絵文字や顔文字がある
・スタンプがある
・頻繁なやりとり
こんな相手はメッセージ上でも、自分にポジティブな気持ちで向き合ってくれてて、これらがない、もしくは少ない人は何考えているのかわからない・・・私、嫌われているのかな・・・。
私がカウンセリングをしている時に、多くの「相手が何を考えているかわからない」と言うクライアントの大半はこのようなコミュニケーションのミスが起きていると感じる。
ではなぜこのようなコミュニケーションミスが世の中には多く起きるのか?
私の結論として、会話に対する「伝える力」の欠落と「受け取る力」の柔軟性の問題だと思う。
そこには「普通、これでわかるでしょ」というお互いの先入観が入り混じっている。
「普通」ってなんやねんっ!って話。
だけど、私もそう思っていた時はあったので、よくわかる。
「伝え方」も「受け取り方」も個性があるので、それはどんな形式でもいい。
ただ伝える人も受け取る人も相手に個性があることを知っておく必要がある。
そして多くの人はその「相手が何を考えているかわからない」ところには踏み込めず、モヤモヤした状態を続ける。
ただ、そんな違和感からストレスを感じたり、人間関係を悪くするくらいだったら、最初からもっと相手との会話に「伝える力」と「受け取る力」を発揮してほしいと思う。
オンライン上のやり取りにも、非言語コミュニケーションは存在する。
みなさんはそれらをどのように表現し、受け取っていますか?
気になる節がある人は少し意識してみよう。
また捉え方を変えるとそもそもその「会話」は成立していたのか?という視点。
よくある親子の会話を例にすると
子「ただいま~」
親「おかえり。はやく、手洗いなさい」
子(黙って手を洗う)
親「はい、おやつ食べて」
子(黙っておやつを食べる)
親「はい、宿題して」
子(黙って宿題を始める)
「これは会話とは言わない」とある塾講師の方が仰っていたが、まさにその通りで、このようなやり取りは社会の中にもけっこうある。
・言葉のまま、言われたことを言われた通りに受け取り、実行する。
・調和されない状態が起きた時に、言った言わないの話が起きる。
あなたは「言って」、相手は「聞いた」かもしれないが、「伝わって」なくて、「受け取れて」ない可能性がある。
「言った」「メッセージした」=「伝える」ではない。
相手に届いてなければ、伝えたことにはならない。
ちゃんと相手に向き合った会話ができるようになると、コミュニケーションミスは減っていくだろう。
コミュニケーションは相手によって違う。
それをうまく進めるためにも、自己理解・他己理解は重要なこと。
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