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帰省費用についての考察

大津在住の私たち。
福岡の実家に帰省するにはいくつかのルートがあるので、それぞれ比較検討してみた。

条件は、
①アラ還のふたり旅。
②現地滞在期間は、1週間。
③宿泊費は考慮しない。(実家に宿泊)
④現地での移動にかかるガソリン代は、とりあえず除外して検討する。


新幹線

一番、所要時間がドアtoドアで約4時間半と短くて、身体的な疲労がないのがいい。定刻通りだし、移動中に食事や読書、睡眠ができる。

問題となるのが、現地での移動手段の確保。
格安レンタカーを探すとしても、それなりに費用がかかってしまう。

JRエクスプレス予約往復で最安値@15,400 x 2人 x 往復 = ¥61,600。
過去実績によるレンタカー代 @8,000-10,000/日
現地でのガソリン代を無視して、合計12万円ほど
これが帰省費用の最高値だと思われる。


高速バス

私単独で、夜行便を利用したことがある。
所要時間は約12時間。飲食も憚られるし、音楽かポッドキャストを聴きながらひたすら静かにしていないといけない印象。寝るのが一番かもしれない。
翌日はずっと、身体が振動で揺れている感じがする。

最近だと、6,000-15000円/片道/ひとりなので、
最安値だとしても@6,000 x 2人 x 往復 = ¥24,000。
新幹線利用時と同様に現地移動手段が必要となるので、
最終的には安くて合計8万円ほど


高速道路をドライブ

子供達と一緒に帰省するとき、最も利用した移動手段。
所要時間は、最速で8時間、平均で12時間。
ドライバー以外は、車の中で何か食べているか、寝るしかない。

子供が幼児のときは、嫁さんは子供の世話で疲れ切ってしまうからほぼほぼ私一人でドライブしていたけれども、子供達が運転できるようになったら短時間で次々と交代できるので随分と楽になった。高速道路に入ってしまうと、途中はSA/PAに止まるくらいしか、道中の風情を感じる手段がないのが残念。

最短経路で移動した場合のETC費用は、@14,000 x 往復 = ¥28,000。
ただし、走行分のガソリン代が別途必要。経験的に@5,000 x 往復 = ¥10,000で、合計約¥38,000。帰省費用の最安値
ドライバーが多いなら、この交通手段はとても魅力的だが、アラ還ふたり組でのこの距離は、疲れが残り、到着翌日までしんどい。


瀬戸内海フェリー

最近の私たち夫婦のブームは、フェリーを利用するというもの。
とにかく身体が楽。乗船してしまえばリラックスできるし、飲酒もOK。大浴場があるし、いつでも利用可能なシャワーもある。
所要時間は、港までのアクセスが前後で合計4時間と乗船時間12時間半の合計16時間半と長くなってしまうのがネック。出航1時間半前までに港でチェックインしないといけないので、港へリーチする際の渋滞も考慮して早めに家を出ざるを得ないのだ。とはいえ、出航は夜なので、その日の前半は有効活用できるとも言える。現地では朝からリフレッシュした身体で、マイカーで自由に移動できる。

残念なのは、私たちがよく利用するフェリーの食堂のコスパが悪いこと。値段の割にメニューがプア。冷めた料理しかないと、嫁さんには不評。

フェリーターミナルのレストランは、これまでほとんどの場合は営業中止中だったし、周辺は倉庫ばかりで、乗船前に近所のレストランで食事を、、、というのも難しい。

最近では、乗船前にコンビニでお惣菜、カップスープ、ワイン、酒のつまみ、朝食用のパン、インスタントコーヒーを買い込んで、部屋で楽しんでます。(船内で電子レンジ利用可能なので、温かい物が食べられる)

最安値の船室(カプセルホテルみたいな感じ)が、全長5m未満の乗用車込みで@29,130。共同風呂共同便所の一般的な個室が@36,610。
 往復だと、¥58,560〜73,220。
港までのETC料金が@4250 x 往復 = ¥8,500。
合計で、¥67,060〜81,720
この金額だと、高速バス利用と十分に価格競争力がある。
(もう少し追加料金を払うと、バスタブ・トイレ付きの立派なホテルのような部屋に泊まることもできる。)

注意しないといけないのは、特に繁忙期は予約を取るのが大変。年末に帰省したときは、2ヶ月前の朝9時の予約受付開始から30秒ほどで客室が全部売り切れた。(カプセルルームは、もう少し長いあいだ購入可能だった。)
年会費を払った会員へは、受付を30分前倒しするといった救済措置を設定してくれないなぁ。


飛行機

大阪伊丹空港から福岡板付空港まで飛行機移動という手段があるが、家族で帰省する目的で利用した記憶がない。
自宅から大阪伊丹空港までの移動が実質的にリムジンバスしかなく、交通渋滞や空港でのチェックイン、待ち時間を考慮すると、新幹線利用と比較した時短のメリットが小さく、一般的に値段も高め。荷物の量も制限される。
空港の雰囲気は嫌いではないけれども、飛行機は他に選択肢がないとき以外は使いたくないというのが本音。


まとめ

、、、ということで、
急用でない限り、今後とも瀬戸内海フェリーを使おうと思っている次第。

あっ、あともう一つ、瀬戸内海フェリーを利用する際の懸念事項を忘れてた。大津から大阪南港のフェリー乗り場まで移動する際に、どうしても阪神高速の環状線を通過しないといけないんだけど、この路は慣れていないとまさに迷路。カーナビゲーション様のお導きに従っても、毎回不安になってしまう。交通量は常に多いし、車線変更が大変な時もある。よく渋滞するし。
これはちょっと苦手かなぁ。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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Akio van der Meer
これまでの収益は全て、それを必要としておられる方々へ、支援機関を通して寄付させていただきました。この活動は今後も継続したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。