気付かずに老害になっていませんか?
よく「今どきの若い者は」と聞きます。
若い頃はパワーも有り余っているため、思い切った行動もできてしまいます。
そんな若者に対して、年配の方はあまり快く思わない場合も多いです。
この「今どきの若い者は」という言葉
実はずっと昔からあるという噂は知っていますか?
ピラミッドを建設する際の落書きであったり、古代ギリシャの哲学者プラトンの著者「国家」にそういった記述があるなど
これらは諸説ありますので、実際に「今どきの若者は」とは書いてなかったというのが真相みたいです。
しかし、そのようなニュアンスの言葉であったとも言われています。
でも、あなたも中高年なら気持ちは分かりますよね。
私は何だか遠い昔の人に親近感を持ってしまいます。
逆に今どきの若者は素晴らしい
「最近は物騒な世の中になったもんだ」
なんていう話はよく耳にします。
でも実際には、日本の犯罪率は増えていないことをご存知でしょうか?
最近は減少傾向にあるくらいです。
でもいつもワイドショーで悪いニュースばかり見ていると、治安が悪化しているのではないかと勘違いしてしまいます。
そして今の若者は素晴らしいです。
一昔前の多くの若者のように、車を改造したりするのにお金を使ったりしません。
ヤンキーが全盛期で、学校が荒れていたころの若者とも違います。
生まれたときからインターネットがあり、それらを普通に使いこなしています。
柔軟な若者から学ぶ姿勢が大切
私のメンターの松田豊さんは、言葉づかいに関して、相手がどんなに年下でも敬語で話します。
自分が教える立場で圧倒的に立場が上でも、きちんとコンサル生には年上や年下は関係ありません。
そこが他の成功者にはない素晴らしい所だと感じました。
私の場合、自分が新人さんに教える立場となれば、偉そうに教えてやるといった口調に自然となっていると思います。
『教えてやるだけで、お前からは何も教わることはない』
といった姿勢です。
そんな気持ちで接していれば、当然に新人さんの態度によってイライラしたりするでしょう。
これは損してますよね。
『今どきの若者は素晴らしい』と思っていた方が、逆に吸収できるものもあります。
最近はキレる老人が増えています。
松田さんから学び、いつの間にか自分が老害になっていたことに気付きました。