【人事責任者のつぶやき】Vol.2:”伝わる資料を作るために必要な能力とは
住宅を中心に、幅広い製品・サービスへの保証プラットフォームの提供を通じて、創業9年余りで東証マザーズ市場への上場を果たした当社、日本リビング保証株式会社。
人事領域の責任者を務める立場から、日頃の思考や想いを発信しています。
さて、今回はビジネスにおいて、欠かすことのできないツールである「資料」について
ビジネスにおいて資料が果たす役割は実に多彩です。
記録、整理、説明、提案、連絡、説得、謝罪…などなど。
Wordであれ、excelであれ、PowerPointであれ、伝わる資料を生み出す能力は共通だと考えています。
伝わる資料を作るために必要な能力は4つ
・論理的思考力
まずは資料化する内容を正しく、論理的に理解できているか、これが第一歩です。自分が理解できていないものは、他人には絶対に伝わりません。
・ストーリー構成力
次に、本当に事実だけを記録する議事録のような資料を除けば、どんな資料にもストーリーが必要です。
読み手に対して、何かを伝えたくて書いているはず、だからです。読み手の思考回路をコントロールできるストーリー構成ができると上級者です。
・言語的思考力
さらに、頭で整理し、描いたストーリーをアウトプットするときに問われるのが、言語的表現力です。
せっかく自分の頭では理解・ストーリー構築できていてもアウトプットが不自由ではもったいない。
・レイアウトセンス
そして、最後に品質を大きく左右するのが、レイアウトセンスです。
余白の使い方、フォント(形式・サイズ)の選び方、色合い、強弱の付け方…人は見た目が8割、資料も同じ。読んでもらえければ価値を持ちません。
上記の能力は後天的に身に付けることが可能
そのポイントは、どんなことでも資料にアウトプットするイメージを持ち、思考すること。
あなたは、自分の自己紹介をA4スライド1枚に、すぐまとめられますか?
アウトプットを意識することで、インプットの質が変わります。
ぜひ参考にしてみてください。