坂田拓也 | TakuyaSakata

朝倉でまちづくりの活動をしてます。ESTADIO。福岡県朝倉市のことや歴史、哲学などについて書きます、

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マガジン

  • まちづくりの歴史シリーズ

    ESTADIO Presents まちづくりの歴史シリーズ このコンテンツは、地方でまちづくりの活動を行う歴史好きの人間が「まちづくりを歴史で分析する」シリーズです。 人類の歴史から、まちづくりの参考になる事例を紹介しながら、 「まちはどうやって再生してきたか」 「まちが衰退する時はどんな問題を抱えてきたか」 「まちが変わる時はどんな傾向があるか」 など、まちづくりにおいて歴史に学べることをひたすらに探求しています。 ■■■■■ 不定期更新 ■■■■■

最近の記事

島国だけど超発展。古代日本のまちづくり!?ゆけ、遣隋使!

こんにちは! 福岡県朝倉市でデザイン事業やまちづくりの活動をしているESTADIO(エスタディオ)の坂田と言います。 ESTADIOでは、まちづくりを歴史から分析するというコンテンツをnoteにて発信しており、今回はその第2弾目の企画として、古代日本を急速に発展させた日本のまちづくり(というか都市開発)ついて紹介します。 遡ること1500年。 飛鳥時代の日本は古代国家形成の重要な時期であり、まちづくり(都市開発)においても大きな変革が見られました。 世界文明の発展におい

    • SNSを見ていると日本が悪い国という意見ばかり見かけてしまうので良い国の可能性も探ってみた

      アルゴリズムの影響なのか、実際にそう思っている人が多いのか、昨今のSNSでは「日本が海外に比べて悪い国」みたいな評価をしている人ばかり見かけます。 特に増税や少子化対策などに対する政府批判はまるで全国民の総意のような感覚さえ覚えています。 ちなみに自分は海外に住んだこともなければ、外国人の知り合いなどもいないので実際日本が海外に比べて悪い国なのかは評価しようがないなぁと思っている次第です。 とはいえ、個人的に日本という国には誇りもあるし大好きなので、"そんなに悪い国と思

      • ポッドキャスト番組を始めたので一応お知らせ

        こんにちは。 今回は、まちづくりの歴史シリーズの音声版メディアということで、ポッドキャスト番組を始めましたのでお知らせです。 記事を書いていて自分でも長いなと感じている中で、記事を読むのだるいけど運転中とか家事中とか作業中なら時間あるという方が多いんじゃないかな〜と思って、やったこともないポッドキャストをやったことありますみたいな雰囲気で始めてみました。 やったことなさすぎてポッドキャストの収録から後悔までの一連の流れが最初はよくわからなかったのですが、おかげで結構詳し

        • 地方での活動に超重要な『リモートでつながる多様な仲間たち。』

          こんにちは。 福岡県朝倉市でデザインやまちづくりなどの活動をしている坂田と言います。 今回は、僕の地方での活動を支えてくれる『リモートでつながる多様な仲間たち』について紹介します。 段々染まる地方の雰囲気まず、地方には都会ではあまり感じられない地方特有の文化や習慣があります。 些細なことで例えると、 「すれ違う知らない人にもあいさつをする」 ということもそれに当たります。 僕の住む地域では、すれ違う子どもたちはみんな元気な声であいさつをしてくれますが、都会の人数規模だ

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        • まちづくりの歴史シリーズ
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          突き進め佐賀藩!近代日本の影の立役者「鍋島直正」

          こんにちは! 福岡県朝倉市でデザイン事業やまちづくりの活動をしているESTADIO(エスタディオ)の坂田と言います。 ESTADIOでは、まちづくりを歴史から分析するというコンテンツをnoteにて発信しており、今回はその第1弾目の企画として、近代日本の礎を築いた佐賀藩とそのリーダー「鍋島直正」について紹介します。 佐賀の歴史にあまり詳しくない方は、 「佐賀藩ってそんなにすごいの?」 と思うかもしれませんが、実は佐賀藩こそ日本の産業革命の原点であり、近代日本の発展に計り知れ

          突き進め佐賀藩!近代日本の影の立役者「鍋島直正」

          歴史に溢れた古代都市!?朝倉歴30年の地元民が語る「朝倉の歴史」とは。

          こんにちは。 朝倉でESTADIO(エスタディオ)というデザインファームを営んでいる坂田です。 今回は、福岡県朝倉市に住んで約30年の僕が地元民から聞いたことや学校や本で学んだ朝倉の歴史について書きます。 地元民の言い伝えを多く反映していますので、あくまでもその背景を加味して読んでいただけると幸いです。 (そのため、考古学などの観点からの反論や批判はご容赦いただけると助かります。) 日本書紀の始まりと歴史の正確性日本の現存最古の正史とされる「日本書紀」 実は朝倉にはそん

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          「死にたい」と思っていた僕が猫に人生を救われた話

          こんにちは。 今回は人生に絶望し「死にたい」と考えながら日々を過ごしていた僕が猫に出会って人生を救われた話をします。 センシティブなテーマになってしまいましたが、きっと誰かのためになるんじゃないかと思って書きます。 人生のどん底到来2020年2月。 僕の日常に"人生のどん底"のような時期が到来しました。 当時、僕はプロサッカーの試合開催に関わる仕事をしていました。 毎年2月は新シーズン開幕準備のクライマックスの時期であり、僕が携わっていたチームのシーズン初戦は2020

          「死にたい」と思っていた僕が猫に人生を救われた話

          約1年間で感じた朝倉での生活とリアル。

          こんにちは。 朝倉でまちづくりに関する活動を始めてから約1年が経ちました。 特になにも成果を上げることができていない1年間でしたが、多くの人々と出会い、話をする機会があったり、いくつかのまちづくりプロジェクトに参加させてもらいました。 最近、そんな僕の今の活動や生活について取材を受ける機会があり、せっかく今の自分の頭の中を言語化できたので、今回はその取材内容を振り返りながら、自分で自分に取材する形式で改めて自己紹介をしてみます。 Q.坂田さんの経歴を教えてください。

          約1年間で感じた朝倉での生活とリアル。

          ばあちゃん新聞で学んだことと思考の変化

          うきはの宝株式会社が発行する「ばあちゃん新聞」に関わらせていただき始めて約1年が経ちます。 この1年間はあっという間でしたが、「ばあちゃん新聞」に関わることで大きな学びや考え方の変化があったので、ここではそのことについて書きます。 ちなみに、自分がばあちゃん新聞で担当してきたことはこの辺りで説明しています。 学んだことばあちゃん新聞を通じて、ばあちゃんやじいちゃんとの会話が生まれたことや、ばあちゃん新聞に書いてあること読むことでたくさんのことを学びました。 幸せは価値

          ばあちゃん新聞で学んだことと思考の変化

          自己紹介

          こんにちは。坂田拓也と申します。 2023年夏に朝倉でデザインファームを創業し、SNSで情報発信をはじめましたが、おそらく多くの人から「そもそもお前誰やねん!」という状態なので、簡単に自己紹介をさせていただきます。 プロフィール坂田 拓也 さかたたくや 1994年生まれ 福岡県朝倉市出身(在住) Jリーグという朝倉にはあまり馴染みのない業界での職を経て、2023年の夏より地元朝倉市でESTADIOというデザインファームを創業しました。 主な経歴 子供の頃はサッカー選手

          霧乃ばあちゃん、85歳の挑戦。【ばあちゃん新聞創刊ストーリー】

          これは、ばあちゃん新聞を通じて、霧乃ばあちゃんこと85歳になった僕のばあちゃんの挑戦を見て勇気づけられた話です。 霧乃ばあちゃん、85歳。僕のばあちゃんです。 霧乃ばあちゃんは高齢になったことを理由に、今年の6月から夫の計介じいちゃんと共に福岡県朝倉郡筑前町の高齢者住宅での生活を始めました。 この高齢者住宅は、老人ホームのように介護がついているわけではなく、緊急時にすぐに対応できるように施設の人が24時間体制で見守ってくれたり、高齢者向けに作られた設備が整っている程度の

          霧乃ばあちゃん、85歳の挑戦。【ばあちゃん新聞創刊ストーリー】

          退職のご報告

          お世話になったみなさまへ! こんにちは、坂田です。 7月付けで現在の会社を退職することになりました! 2013年の大学入学後にアルバイトとして入社した後に大学卒業のタイミングでそのまま就職してから、事業全般、教育、チームマネジメント、採用、企画、制作など幅広い領域の業務を担当させてもらいました。 サッカー選手になれず、ぼんやりとサッカーに携わる仕事がしたいとだけ思っていた自分にとって、ここで働くことができた経験は本当に幸せで貴重な経験でした。 これまでお世話になった社