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■「できない」で終わらせない保育士の姿勢。保育士の成長が、子どもの可能性を広げる
ピアノが弾けない、遊戯やダンスが苦手、製作のアイデアが浮かばない、行事の内容を決められない、パラバルーンを教えられない…。
「苦手だから」「好きじゃないから」「保育士主導で子どもの主体性を欠いている」などとできない理由を探してませんか?
もちろん、保育士主導のやらせはよくないし、子どもの主体性を無視した行事には疑問もある。
でも、それを理由に活動や行事そのものを否定してしまうのはどうなんだろう?
気づかないうちに、保育士の都合で子どもたちの興味や経験、学びのチャンスを奪ってしまっていないか?
大切なのは、「できない」理由を探すのではなく、
「どうやったら楽しくできるか?」を考えること。
・どんな言葉をかけたら子どもが興味を持つ?
・どんなふうに関わったら主体性を発揮できる?
・どう教えたら簡単にできる?
・子どもにとってどんな意味がある?
あらゆる行事や活動には、子どもたちにとって大切な学びがあるはず。
保育士は、子どもの成長を支える立場として、あらゆる方面での教養や自己研鑽が求められる仕事。
そして、保育士自身の挑戦と成長がなによりも子どもの成長につながっていくのは否めない。