韓国領事館こぼれ話
今日は自分の備忘録も兼ねてのお話。
先日韓国入国VISA(観光VISA)を取るために韓国領事館へ行ってきました!
実は韓国の祖父の体調が急激に悪化しているとのこと。
今すぐどうこうって話ではないみたいですが高齢だし先が読めない・・・
ってことで会いに行きたくてVISA申請をしました。
コロナ禍の今は韓国へ行くにもVISAが必要です。
私はハーフですが、国籍は日本で日本のパスポートなのでVISAが必要。
(*コロナ禍でも韓国籍、つまり韓国のパスポートを持っている方はVISA不要で韓国に行けます。)
昨年、韓国の祖母が癌で亡くなりました。
しかしコロナ禍だったので、おばあちゃんに最後の挨拶もできず日本で泣くばかり。
なのでせめて祖父の顔は見たい!ひ孫の顔も見せたい!ってことで韓国へ行く決意をしてVISA申請したのですが・・・
結果はダメでした。ちーん。
コロナの影響もさることながら、何より祖父の病院の診断書がなかったことがVISA不許可の原因みたいです。
祖父は大の病院嫌い。(子供じゃないんだから!)
先日転んで頭を怪我したときも病院に行かず放置していたみたいです・・。
いくら病院に行こうと言っても、超超超頑固なので周りの意見など聞き入れない状態。
なので親族も、祖父の最期のときがきたら家で看取る覚悟をしているようで。
今は気力がだんだん落ちてきているそう。
病院に行ってないからこそ、いつどうなるか分からないので行く決断をしたわけです。
しかし上記のような理由で病院の診断書がなく、今回VISA申請の際に提出できませんでした。
説明はしたんですけどね、必死に。
でも窓口の人も「状況は分かるけど、診断書がないとVISAおりない可能性が高いですよ」って言ってました。
「申請は受け付けるけど、もしダメだった場合は甘受してくださいね」って。
だからダメ元ではあったけれど、改めて不許可って言われるとやっぱり落ち込むという(笑)
領事館で聞いた話によると、日本国籍であっても親族が韓国に居住していて、お葬式へ出席するためであったり、急を要するお見舞いに行く場合はVISAがおりる可能性が高いとのことでした。
(ただお葬式の場合はそれを証明する書類、お見舞いの場合は病院の診断書が必要。あとお見舞いと言っても骨折とか×だと思う。)
そうか~そうだよな~・・・分かるよ~そうしないと嘘ついて渡航しちゃう人いるかもしれないもんね・・・
でもさあ・・・・
という私の気持ち。
もうどうしようもないことなので諦めましたが、早くワクチン普及するといいな。
こればかり願ってます。
はやくVISAなしで自由に往来できるといいなあ。
さて、以下は備忘録までに私が領事館で申請した手順を書いておきます。
あまりいらっしゃらないと思いますが、誰かの参考になれば幸いです。
あくまで私の場合なので、詳細はぜひ領事館までお問い合わせくださいませ。
☆必要なもの☆
・結婚前の戸籍謄本(私と母の親子関係を証明するため)
・結婚後の戸籍謄本(私と子供の親子関係を証明するため)←子供も連れて行こうと思ってたので
・パスポート
・VISA申請書(領事館に置いてあります。当日記入できます)
・写真1枚(パスポートを同じ大きさ。背景は白とHPには書いてありますが、青でもOKでした)
・韓国人の母と祖父の親子関係を証明する書類(これは領事館で申請して入手可能)
・病院の診断書やお葬式の証明書
☆上記書類を揃えたら領事館に提出するだけ!
VISA申請は9時~11時、VISA及びパスポートの受け取りは14時~16時です。
☆注意事項☆
・VISA申請に関しては韓国大使館ではなく韓国領事館。それぞれ別の場所にある。
・VISA申請して不可だった場合、その後3か月は申請ができない。
・VISA申請後、結果が出るまで2-3週間はかかる。
実際私も2週間とちょっとかかりました。
(でももし危篤状態だったら間に合わないですよね。どうすんだろ。)
そしてこれは余談ですが、グーグルで韓国領事館に関する口コミを見るとそれはそれはひどいものばかりでびっくり。笑
なのでかなりビビりながら行ったのですが、全然そんなことなかったです。
私はVISAの申請しかしていないので他の窓口は分かりませんが、VISAに関して言えばかなり丁寧だったと思います。
嫌な感じも全くしなかったですし、むしろ物腰柔らかな男性の担当者でした。
そして3階の総合受付のおじさんがとても親切。(VISA申請は3階です)
でも2階の総合受付のおじさんは不親切だった。笑
そしてなにより1階にいる警備員さんたちがめっちゃfriendlyでした(笑)
以上、韓国領事館こぼれ話でした。