見出し画像

会社に大事にされてないと思うなら独立すれば良い

こんにちは、ネットニュースの中でチョッと違わないかなって思った記事が有った。

今回はその記事について考えて見た事を書くよ。その記事はDIMEに書かれていた、上場企業に勤務する社員の2人に1人が「会社に大切にされていない」と感じている理由という記事。

会社に大事にされてないってどういう事?って思った。

+

ヤッパリ会社はボランティアではない

自分が思うに、ジョブ型雇用に移行する事によって、会社と従業員の関係が気薄になるって言ってる。

https://dime.jp/genre/948050/

気薄に成るってどういう事だろうか?


福利厚生などの報酬より、もっと褒めて欲しいとかって言ってるけど、違うところに問題が有るんじゃ無いの。

そもそも企業は、社会に貢献しその対価としてお金を貰い、株主や従業員へその利益の一部を還元している。

日本の企業に根付いた年功序列の悪式習慣と、終身雇用と言う体系の中で、仕事が出来なくても出世し給料が上がって行くしくみだった。

ある意味、赤信号みんなで渡れば怖くないって言う集団行動世界で、個性がある奴は悪とし、出る杭は打たれる体質だったよね。

そんな中で、軍隊のように一生懸命やった成果で「頑張ったな」って言うお疲れ様言葉で満足し、いつかは俺も管理職だって夢見ていた時代。


そう言う世界が良いと思っているのだろうか?


会社って言うのは、やはりボランティアではないので頑張ったなって言うより成果出せよって言いたいと思うんだ。

バブルじゃないけど、作れば売れるような時代ではない今、お前の歌詞は何だって言われてもおかしくないと思う。


前の会社で最初に言われたことは、会社は高い金出しておまえらを雇っているんだから、すぐに成果出せよって言われたことが結構衝撃だった。

そうだよね、試験で先行し良かれと思って採用したけど何も成果出さなかったら、会社は損したと思うだろう。


あながち間違ってはいないと思う。収益をあげる企業であり、NPOでもないんだから。ましてや就職ボランティアでは確実にない。


やはり契約社会にするべき

今回のコロナ騒ぎで在宅勤務が増え、新たな問題として成果をどう判断するかと、顔を見ないと仕事していると信じられないというバカ管理職の問題がクローズアップされている。

後者は、年功序列終身雇用が生んだ副産物だと思う。

それよりも問題なのは前者だ。


そもそも、みんなで渡れば怖くない方式で働いてきており、集団責任と言う変な仕組みでここまできた日本企業。

頑張った人も、頑張らない人も給料の差は1割程度。だったら頑張らなくてもいいよねって思いになる人が多い。

腐ったミカンが1つあると、箱さらすべて腐ってしまうと同じ。朱に交われば赤くなるんだ。


起業として社会と株主に還元していくという大義名分から行くと、従業員にとの間には契約が有った方が普通なのではないか。

あなたのミッションは〇〇、このミッションの成果は△△だから、この△△の達成具合があなたの評価になる。そういうシンプルな内容の方が、分かりやすく業務の谷間が無くなる。

いわゆる業務のグレーゾーンだ。

今までは阿吽の呼吸でグレーゾーンは誰かが勝手に処理をしていた。でお、グレーゾーンでも責任がある人はいるはずだ。


このような契約社会になっていけば、会社に大事にされているとかされていないとかいう思いなんてなくなる。

集団による不透明な業務スタイルのため、一生懸命やっても何も言われないとかいう思いが出てくるんだ。

多分、一生懸命にグレーゾーンをやっていくのは、会社に認められたいという個人的な思いが働くからじゃないかな。

ボーダーがはっきりしないからこそ、何でもやって会社に求められたい。あわよくば出世したいっていう思いが有るからだろう。


そんなのすべて契約社会にしてしまえば、嫌でも結果で判断されるようになるんだから。

過程が大事だっていう人もいるだろう。でも学校ではないので、企業としては最終的にすべて結果なんだよ。

過程は、その人が経験したことを次に生かせるかっていう部分では重要なのかもしれないが、個人にとっては重要でも会社にとってはあまり重要ではない。


これからの日本はこの契約社会に早くシフトするべきだ。そうすれば在宅による評価が難しいなんてことはあり得ないからね。役割と成果が明確であれば、後は数値で判断するだけ。そうと思わないかい。


会社に評価されていないと思ったら独立すればよい

集団業務の中で評価されないは論外で、ミッションと成果が決まっている中で、成果を出しているにもかかわらず会社が評価しないのであれば、そんな会社はさっさと辞めるべきだ。

だってそうだろう、会社で一番大事な数値をきちっと守っている人を評価しなくて、だれを評価するんだ。

同じようなレベルの人が山ほどいるなら仕方がないことかもしれないが。


そんなことより、目標を達成する能力が既にあるのであれば、その能力を武器にもっとほかの会社に転職するか、独立するかのどちらかが良いのではないか。

評価されたいという意識が強いのであれば、個人的には独立する方がよくないだろうか。

独立すれば、今までのように1つの会社が評価するのではなく、社会全体として評価されていくことになるので、評価に対してはよりシビアになるだろう。


しかし、社会に認められるということは、これ以上ない最大のステータスだと思えるんです。

成果を出し、なによりも社会に認めてもらい、大きな信頼を得ていくには、やはり独立して個人事業が一番なんじゃないかな。


認証欲が強いのであれば、独立を進める。


いいなと思ったら応援しよう!

じぇいかわさき@ものづくりアドバイザー兼エッセイニスト
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。