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リスキーシフトって知っていますか?



どうも、じぇいかわさきです。

コロナの感染が再び拡大してきており、今度は変種株の影響もあり拡散スピードは上昇しているようです。

緊急事態宣言化でも、緊張感が無くなり人の流れが制御できていませんでしたが、緊急事態宣言が解除されたら、もう無法地帯のような感じです。


人の考え方はそれぞれであり、価値をどこに置くのかも人それぞれ。

だから、今のような状況になってきていると思いますが、それだけではないですよね。


それには、日本人独特の文化と集団が背景に有るのではないでしょうか。

このまま行くと、5月の連休頃には第4波が始まりだします。

そうすると、オリンピックどころでは無くなってしまいます。


どうしてこのようになってしまったのか、日本人の文化習慣をもとに考えてみました。



日本人は、基本個を重んじず和を持って成すという事が原則ですよね。

だから、正しい事を主張しても和を乱すということから、出る杭は打たれる感じに意見を潰されてしまいます。

だから、自分の意思を全面に出し主張することは、社会のルールに反すると長い間教え込まれてきました。


そう、チームワークを持って成す事が主体ですから、現在の課題となっている同一労働同一賃金にしても、切り替え倦ねている。


そして、喉元すぎれば悪いことは忘れると言い精神も多いと思いますね。

新たがピークが来ても、前回のピークは切り抜けたのだから大丈夫だろうという考えで、ひどい人はもうウィルスなんか大したこと無いように考えている人もいるでしょう。


信じられませんが、本当にそうですよね。そうでなければ、こんな馬鹿騒ぎをして夜中まで騒いでいる人などいるわけ無いですから。


例を取ると、過去のHIVもそうです。

存在が確認された時には、この世終わりのようにウィルスキャリヤに対して差別的な対応をする人が後を絶ちませんでした。

しかし、情報が整理されて落ち着いてくると、もう存在自体が無くなったかのような対応を仕出しますよね。

不死の病ではなく成りましたが、未だそれなりの比率で蔓延していますが、危機管理能力が欠落し、無いもの的に扱われているのも事実です。

コロナも最初の患者の誹謗中傷は、魔女狩りかと思うほど徹底的に晒し者にしていましたね。

しかし、今はそのようなことはあまり無くなってきたようです。



そして、和を持って成すから来る、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というリスキーシフトの心理だと思います。


一人だと新調で理性的な行動を撮ることができる人でも、集団の中に居るとみんなと違うこ言動は注目されて非難される。

また、みんなも一緒だから大丈夫だろうという、意味不明な状況に陥ってしまい周囲の意思に同調してしまう。


確かに、仲間内の中で自分は帰るという一言は非常に言いにくい状況だと思います。

自己責任という言葉が有るように、周りに流されて同じ行動に走り、結果最悪な結果になっても、それは自分の責任なんです。

みんながやっているから大丈夫とは、全く理論に有っていない事です。

楽しければそれでいいじゃないか、そう思う人はそうすればいいと思います。


ただ、自分の心の中でこれはまずいと思っているのであれば、自分の意思を優先するべきです。

自分の意思を通し、つべこべ言いクレームを付けるような友達は、所詮その程度の友達なんです。

少なくとも、自分の身は自分で守らなければ、誰が守ってくれるのでしょうか。よく考えたほうが良いですね。


幸いなことに、自分は友達が少ないので、外に出て集まる機会も極端に少ないです。

でも楽しいです。一人で考えているだけでも、十分楽しいです。

自分の取る行動が、人々の迷惑になる以前に、自分に大きく不幸が降り掛かって来るわけです。


多くの人は、実際にコロナに掛かって初めて後悔の念が生まれるでしょう。

しかし、今現在、自分の取っている行動にわだかまりが有るのであれば、自分の行動を改めましょう。

リスキーシフトの考えを肯定しないで頂きたいですね。

忘れないでほしいのは、「みんなもやっているから大丈夫」という事は絶対に有りえませんから。

あなたは自分の命、本当に削っても気にしませんか?

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じぇいかわさき@ものづくりアドバイザー兼エッセイニスト
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。