同じマクロでも用途は違うな
どうも、じぇいかわさきです。
趣味で写真をとっております。昨年3月までは都会に住んでいたので、街角スナップが主体でしたが、実家に戻ってからは再びマクロによる生物写真に移行しつつあります。
実は、実家に戻ってから都会で使っていた古いEOS M3用のマクロレンズを購入したんです。
EF-M28mm MACRO F3.5 IS STMというものなんですけどね。M3にぴったりの小型のマクロレンズなんです。
いつもマクロ撮影に使用しているのは、EOS 5D Mk2とEFマクロレンズなんですよね。
このレンズ、実は2種類持っていて主に使うのはEF100mm F2.8L MACRO IS USMなんです。
明るくて使いやすく、5D Mk2とサイズ的にぴったりなんでお気に入りなんですよ。そしてもう一つが、EF180mm F3.5L MACRO USMなんです。
こちらは重い関係で手ブレが結構発生するので、最近はあまり使っていません。
EF100mmにEF-EFMの変換アタプタを付けて使っても良いのでしたが、カメラよりレンズが大きくなるので、逆に使いにくくなったので諦めました。
そこで、今回のEFM 28mm MACROを購入した次第です。
このレンズ自体は決して悪いレンズじゃ無く、値段相応だと思います。素人の私に言われたくはないかもしれませんが(笑
今朝も散歩がてら使って撮った写真がこれです。いわゆるカメラでJPEG現像する撮って出しの写真になります。
すでのタンポポが咲き始めていました。
こちらはいつも昆虫観察をするコナラの木、新芽がだいぶ膨らんできております。
だいぶつぼみもたくさん付き、黄色く色づいてきたミモザです。
こんな感じで、植物を接写するのには非常に適している感じがしますね。
まだまだ冬の寒さが厳しいので昆虫は見つけられず、カマキリの卵だけ見つけました。
また接写以外でも、普通の広角としても十分使えます。接写出ない場合にはこんな感じで撮れるんです。
まだ数回しか使用はしておりませんが、その中でも現状持っているマクロレンズと比較した場合感じた事は、動き回る昆虫を撮るマクロレンズでは無いなと思いました。
なぜならば、マクロとして醍醐味を味わえる接写をするには、あまりにも近づかなければいけないというのが理由です。
昆虫は、気配を感じただけで葉の裏側に隠れたりしてしまいますので、近づきすぎるのは厳禁なんです。動きの少ない昆虫なら良いかもしれませんが、一般的な昆虫ではこのレンズの能力は発揮できないかも。
逆に、花などの植物の場合にはかなり良いんじゃ無いんでしょうか。
自分が撮っていて思ったのは、鎌倉などでよく接写で苔などを撮ったんですよ。そういう構図には非常に良いんじゃ無いかな。
今回、マクロでEOS M3にサイズ的にマッチするからと思い、購入してみたFEM 28mm MACROレンズですが、昆虫では使いづらいと言う事が事前に分かりよかったです。
コレを知らないまま、シーズンに入り構えた途端に昆虫が逃げてしまい、結局1枚も撮れなかったと言う状況になりかねませんでしたから。
マクロレンズって、接写からスナップまで幅広くこなす良いレンズです。しかも単焦点なので、思ったようなボケを出しやすく持っていても損は無いレンズだと思います。
よくズームレンスでマクロ機能付きのようなモノもありますが、やはり単焦点に画質で勝つモノはそんなに無いと思いますね。
自分は昆虫撮影にはEF100mmと180mmのマクロを使い、植物撮影にはEFM28mmを使用するように棲み分けをしていきたいと思いました。
梅のつぼみもだいぶ膨らんできました。
中には1輪だけでしたが、咲いている梅もありました。
2月に入り早々には寒の明けになります。そうすると、草花も色つきだしますので、写真を撮るにはシーズンの開始になりますね。
みなさんも、是非お気に入りのレンズとカメラを持って出かけてみませんか。