高いところから見てみよう
梅雨空が戻ってきましたね。今日は朝から大雨になっております。どうも近年は、シトシトと言う雨ではなくバサバサ大降りが梅雨の代名詞になっているようです。
こんな日には、雨音を聞きながらじっくりと考え事をするのもいいかもしれませんね。
今日は目線を変えてみる事について書いてみます。行き詰まった時とか、アイデアが浮かばない時など、ちょっと目線を変えてミクロではなくマクロで見てみる事も重要だと思うんですよね。
狭い視野は心を狭くする
良く集中しろっていろんな場面で言われると思いますが、集中は良い事ばかりじゃないんですよね。
もちろん、いい事の方が多いからそう言われているのだと思うのですが、必ずしもそうとは限らない。
例えば、新企画を考えているときなど、何時もの考えから深堀をしていくと思いますが、この何時もの考えからと言うのがポイントです。
何時もの考えは、字の如く何時も考えている事ですから、考える思考パターンが同じなので斬新のアイデアって言うのは出にくい。
これは知らず知らずのうちに、同じようなパターンで考えているからである。
皆さんも経験があるかもしれないですが、何か新規のアイデアを10個各々が提出するように、なんて会議議題に上がった時を思い出してください。
書きだした内容をもう一度じっくり眺めてみると、有ることに気が付くと思います。
それは、中心となっている事柄は同じなのですが、語尾を変えたり主語を変えたりして全く別物に使用としている事に。
よくよく見れば、全部同じことを言っており、言葉尻を変えて別の物に仕立て上げてるって感じ。
どうして今夏事が起こるのかと言えば、そうです何時も狭い視野で物事を考えているからなんですね。
狭い視野だって、一つの事に深く考えられるから良いんじゃないって思うでしょう。
確かにそういう事も言えますし、エキスパートって言うのはそういう人の事ですからね。
しかし、実際にはそういう考えだとある一定の領域から抜け出す事ができず、よくよく見れば何時も同じなアイデアばかりになるんです。
もしかしたら、アイデアのネタは直ぐ近くに転がっているのかもしれませんが、それに気付く事ができないんですね。
じゃあ、いったいどうしたら周りの事に気が付くようになるのでしょうか?
鳥瞰図って知っていますか?
みなさんは鳥観図って言葉を聞いたことが有りますか?
ウィキペディアで調べてみると、以下のように書かれています。
鳥瞰図(ちょうかんず、英: bird's eye view)は、地図の技法および図法の一種で、上空から斜めに見下ろしたような形式のものをいう。飛ぶ鳥の目からみたように見える、というのが鳥瞰の語義。建物や山などが立体的に描かれる。俯瞰図、パノラマ図ともいう。
引用:ウィキペディア
良く例えで言われるのですが、物事を考えるときに鳥瞰図でみるように考えると良いよねって。
これは、目先ばかりを見ていると見えてるものも見えなくなってしまう事が多い。更には、自分の考えが強いために思い込みで事実を歪める可能性も出てくるんです。
そんな時、鳥瞰図的に見ると言う事は、一歩引いて周りを見渡してみると言う事なんですね。
一歩引いてみる事により、視野角が広がっていくので今まで見えていなかったことが見えてくる。
答えはこれしかないと思っていた答えに、別の答えが見えてくるようになりるんです。
このように物事を考える際、そう新企画などを考える場合などには特に有効で、まずは今の視点で深堀をずんずんしていく。
そして、煮詰まってきた時に一歩引いて、相対的に眺めてみる事をする。
そうすると、見えていなかったことが見えることにより間違いや、新たな気付きに遭遇する事ができるんです。
そうした状態になった時、新たなアイデアが生まれてくるんですね。
真実は一つだけではないかもしれないし道は無限にある
鳥になったつもりで、ちょっと離れたところから対極的な観点も入れて物事を考えてみる。
そうすると、おかしい点や新たなアイデアが見つかるって書きました。
これは、最終的な目標を達成するために目標となることは一つかもしれませんが、それを実現する手段はちょっと離れて見て考えることにより、手段自体は無限に広がっていくと思います。
そこで自分なりにちょっと考えてみたんですよ。
よく真実は一つとかって言われますが、それはあなたが考えた真実であり、真実と言うのは考える人の数だけ有るんじゃないかって事。
今までのように狭い視野で物事考えると、なんだかその真実は一つしかないように感じるのですが、視野を広げた瞬間に考え方は全く変わってくるのではないか。
考え方によって、もしかしたら真実はたくさんあり、当然そこに到達する方法も考える人の数だけ有るんじゃないかってね。
だからさ、成長している人や成功した人って言うのは、これと同じで高い位置から物事をまんべんなくみる事ができ、その状態状態で臨機応変に対応できる能力を備えている人なんじゃないかって。
最後の勝者は、高い位置から物事を常に見ている人なんじゃないかな。
そう思いました。
今日も見に来てくれてありがとうございます。