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真価が問われるNew Normalな社会
どうも、じぇいかわさきです。
最近のニュースとして、新型コロナウィルス用のワクチンが数種類実用化されたというニュースで賑わっていましたね。
実際には保管方法や運搬方法等、かなりの制限があるようですが、それでも来年から徐々に日本にも入りだし、オリンピック前にある程度配備されるとの話です。
コロナとの戦いはこれからも続く
ワクチンができたからと言って、簡単に喜ぶわけにもいかないですよね。
既に、変異し従来の薬で抑えることができないものも出てきているようだし、第3波と言われる今流行りだしているものも、春先とは違った毒性を持っているとの話もあります。
インフルエンザと同じで、年を追うごとに変化が訪れて、ワクチン開発も継続して変異に対して備えていかなければいけないのかもしれませんね。
コロナとの戦いはこれからも続いていくのだと思います。
最も恐ろしいのはNormalに戻ること
そんな中、ワクチンが出回り予防接種をすることで、インフルエンザのように爆発的な流行を防止するようになってきたと仮定します。
そうした時、日本の社会にとって一番厄介なことはNormalに戻ってしまうことでしょうね。
実はコロナが流行する前の2018年から、働き方改革として労働時間短縮と、同一労働同一賃金と言う事が法令化されて進みだしていました。
それが今回の頃な騒動で、言葉が聞かれなく成りましたが、実態はNew Normalと言う言葉で語られるようになったんです。
そう、在宅勤務の用例により会社に行かなくても業務遂行ができる環境が急激に立ち上がったんです。
この結果、今までの会社の業務スタイルの悪さが浮き彫りに成り、働き方改革にも拍車がかかった感じになったのです。
電気通信大手のF社など、主要オフィスをなくすことで、基本はリモートでの勤務に切り替え、費用の圧縮を図ると同時に生産性にもメスを入れた形になったんですね。
今までは、ただ入れば給料をもらえていた年配の管理者も、このような状況になってくると、アウトプットが全く見えない状況になるので、その人自体の必要性が問われるようになったんです。
つまり、コロナにより在宅勤務が奨励されて企業としては社員のアウトプットを重要視するようになり、いるだけの年配者のあぶり出しができたんですね。
これは同時に、中堅社員も同じ事で自分の好きなような業務スタイルで業務を実施し、所定のアウトプットを出していけば、勤務時間はある程度自由になるということでもありますね。
要は、会社に雇われたフリーランスのような働き方担ったとうことです。
しかし、ワクチンができるとせっかく無駄を省いた業務スタイルを壊す方向に動きかねません。
既に戻りつつありますが、よく分からない理由で出社を養成しているんですよね。
会議はF2Fでしないと意思が伝わらないとか、業務もチームだからF2Fでコミュニケーションを良く取らないといけない。とか言う、訳のわからん理由で社員を出社させている企業が多いようです。
殆どの人は、リモートで業務ができる状況にあるのに、会社の役員の命令や上司の命令で出社白と言われている。
中には、出社することで仕事をやっている気になっている人も実際には居ますよね。
こんな感じで、日本独自の集団で仕事をし、個の意見は尊重されないと言う古き悪しき習慣がまた復活してきそうです。
来年以降、ワクチンが出回りだしてきた時、日本はまた2018年頃に戻ってしまうのかとても心配ですね。
コロナが有ったことで、技術も仕事のやり方も、イノベーティブな事がたくさんできてきたのに、技術は大丈夫としても仕事のやり方は無かったことにしそうな感じがしますね。
どうなっていくのでしょうか、働き盛りを外れますが、それでも心配になりますよね。
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