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【マジ中華】撒椒小酒館(サンショウコサケカン)に行ってみたら、こんなとこ。

【マツコの知らない世界】マジ中華の世界

2022年5月10日にオンエアされた『マツコの知らない世界』。
芸能界随一のカレー好きで知られるホフディラン小宮山雄飛さんがプレゼンターを勤める今回は、カレー屋でも町中華でも高級中華でもなく、【マジ中華】の紹介であった。

今回訪れた店

私が訪れたのはJR大久保駅から徒歩1分に店を構える『撒椒小酒館 大久保店』。
店の外観からすでに、中国4000年の歴史と14億人のパワーを感じさせる【マジ中華】であった。

《店舗外観》

入店から案内まで

入店したのは午後1時45分ごろ。
実は正午過ぎに一度訪れていたのだが、ランチピークということもあり、よそで時間を潰してからの再チャレンジ。

入店と同時に、中国人の女性店員さんに中国語で案内をされる。
中国語検定4級しか持っていないのでパニクる私。
すぐに日本人であることに気づいてくれ、日本語で席まで案内してくれた。有難い……。

座ってみると、本当にここは日本かと疑うレベルの内観装飾。
いやいや、ちゃんと"東京"、"大久保"だとアピールしている。
ついでに【酒神(バッカス)】も刻み込まれていた。

完全なる偏見だが、深センとかこんな感じなのかなぁ……と暫くキョロキョロしてしまった。

《ギンギラな店内》

店員さん「オーダーはタッチパネルでお願いします。単品メニューも注文できます。定食はご飯・サラダ・スープ・デザートがセルフサービスのバイキングです。」

テレビ放映とネット検索で予習していたので、すぐさま定食のオーダーを決定。
あとはサイドに何を配置するか……。

ラム串

こういうところに来たら、まずは串を頼むと決めている。8年ほど前に中国を訪れた際も、羊肉(ヤンルー)だけはハズレがなかった。

辛さが「不辣」「辣」「微辣」の3種類から選べる。まあ大したことないだろ……と思い「辣」を選択。

《ラム串2本(辣)》

え、待って。めちゃくちゃ辛い。
飲み込めるけどこれはアカン気がする。
2本目を完食する頃には舌がムカデに刺されたレベルで痛い。汗も吹き出したまま止まらない。
悶絶する私を見て、店員さんがピッチャーで水を出してくれた。この恩は忘れません。


ココナッツミルク

舌の痛みが癒えないので、箸休めにココナッツミルクを注文。

アオザイのようなチャイナドレスを着た美女が、舌の痛みを癒し、喉と心を潤してくれる。

《ジョジョ立ちをする美女》

白身魚の辛煮込み

間髪入れずに本日のメインの到着。
白身魚の辛煮込み。想像していた3倍は唐辛子が入っている。
この写真で直径15センチぐらいの鍋である。

《白身魚の辛煮込み》

鍋の底にはタップリと白身魚。

《沼の主のような白身魚》

あとはひたすら白身魚とモヤシとエノキを掻き込んでいく。食べても食べても無くならない。そして汗も留まることを知らない。

途中の小休止で、バイキングのサラダを。
茎ワカメのピリ辛サラダ、ミミガーのキムチ(?)、八角の効いたタマゴ。

《これだけでもずっと食べていたいサラダたち》

気づけば強めの雨に打たれたごとく汗が吹き出る私。全盛期の小林尊ばりのフードファイトをしていた。


全体的な感想

【マジ中華】に目を奪われ過ぎていたため、すっかり四川料理であることを失念していた。それによって、初手・ラム串に舌を焼かれてしまった。
辛いものが苦手な人は、「微辣」を選ぶか最初からココナッツミルクなどのソフトドリンクを頼むといいかもしれない。ただ、ラムの味はしっかり美味しかった。

メインの定食は辛すぎず、種類も豊富なので、自分のお気に入りを見つけることができるかもしれない。
中国に行くのは怖いけど、【マジ中華】を体験したかったり、異国の地を感じたい人には絶対に行ってほしいお店。

今回は頼まなかったが、カエルやザリガニや、魚の煮込みも単品メニューで豊富にあったので、4人ぐらいで行くと色々頼めてよさそう。
単品メニューは3000~4000円ぐらいなので、予算的にも。

いつかまた、再挑戦します!!
(デザート頼むの忘れてた!)






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