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木全くん、きみのまなざしは柔らかいね

沼落ちブログというものがJAMさんたちの中で年イチで流行るらしい。思えば去年もいっぱい読んだ気がする。皆さんの熱量がすごくて楽しくて流れてくるものはぜーんぶ読んでたけど、JAMになって早一年、今年はわたしも書けそうなので備忘録として残しておく。

2019年、同じ中国地方出身の同い年の男の子にクラスの女子全員で何もわからないまま投票する

当時うちのクラスで日プ無印が盛り上がってた。わたしはそのとき見てなかったし誰がどうとか分かんなかったけど、クラスの女の子が豆原一成くんを激プッシュしてたのでとりあえず毎日協力して投票してた。ほんまに豆原くんは中国地方02の星だと思ってたし投票するからにはデビューして欲しかった。
月日が経ってまさかこんなこと(メチャおたく)になるなんてこの時のわたしは想像もしてなかった。

2023年3月、よくわからんグループのよくわからん歌を好きになる

YouTubeの広告で流れてきたテンテンテンテレテレテン……というトンデモキック音トンデモイントロ曲がなぜか耳に残り、粘り強くもう一回広告出てくるまで待ってShazamしてTigerに辿り着いた。音サビ曲が好きなので気に入ってプレイリストに入れて聴いてた。

↑あともうちょいで4000万だね

JO1…無限大は知ってる……紅白も見た……「豆ちゃん」と「蓮くん」しか知らないな……って感じ。この辺から頭の中にチラチラ「JO1」が現れ始めた。

2023年10月、日プ無印再配信を何を思ったか見始める

日プ女子が開催されるということで、その予習のためだった。まずは無印からだよな〜〜そのあとseason2も見てー、雰囲気掴んどこ!

もうだめだった。

寝ても覚めても日プ無印のことしか考えられなくなって、朝の6時に起きて無印見て、日中やることやって夜の3時まで無印見て、3時間寝て、また朝の6時に起きて無印見て……を約二週間繰り返して一気に見切った。まさに寝て起きて無印見て、食べて、寝て。
「豆ちゃん」と「蓮くん」しか知らないという無知を逆手に取り、ミュートワードを駆使して視聴している間JO1に関するすべての情報を断ち、ネタバレ(4年前)を踏まないよう細心の注意を払って駆け抜けた。
最終回ボロ泣きした。汗と涙と夢と希望と、絶望も寂しさも、すべてが詰まったオーディション番組だった。ありがとう。人として大切なものを学ばせてもらった。2019年にあのオーディションに挑戦しようと一歩を踏み出したすべての練習生に敬意を払う。

視聴当時わたしは鶴房汐恩くんのことを非常に応援しており、「ヤダヤダ〜〜〜ここまで来て汐恩くんがデビューしない未来(現在)なんてヤダヤダ〜〜〜!!!」って結果なんてとうの昔に知っている元国プ現QWVの友達に駄々捏ねてた。最終回見切ったよって報告したらすぐにYouTubeのチャンネルとインスタのアカウントを教えてくれた。ありがとう。

わくわくしながらYouTubeを開いてあまりのコンテンツの多さに絶望し、何から見て良いのか分からずXのアカウントを作って助けを求めたら先輩JAMさんがたくさんオススメしてくれた。もうなんか日プ女子とか言ってられず、また寝食惜しんですべての動画を見た。パフォーマンス見ても誰が誰かわからないから、とりあえずバラエティコンテンツから手をつけた。

全員すきになった。

やっぱりオーディション番組は限られた尺の中でドラマを作らなければいけないわけで、そうなると分量も全員平等とはいかない。
だからこそはいじぇおの存在がありがたかったし、いちばん初めに購買ダッシュとJO1HOUSEの枕投げをオススメしてくれたフォロワーさんには感謝しかない。あれで全員の個性をだいぶ掴めた気がする。
真面目に努力する姿勢、決して手を抜かないこだわり、何事も全力で楽しんで負けず嫌いで、そして人生の中でJO1にかける想いの強さがどの動画からも伝わってきて、夢中になって駆け抜けた。

その中でラーメンを一生懸命もぐもぐ頬張って、早食い競争なのに12分かけて20杯完食したメンバーが気になった。

↑金城くん「うさぎなのかリスなのかよくわかりません!」

理由なんてない。なんか普通に可愛かった。オーディション中全然見えない子だったからビックリした。センターしてたこともAクラスだったことも後から知った。

木全翔也くん。注目してみればいつもゴキゲンで、いっぱいボケていっぱいツッコまれて、いっぱい食べていっぱい喋る。可愛いのにパフォーマンスの動画見ると別人で、あの感じでハスキーボイスの跳ねるようなラップが武器とかいうギャップもある。しかもどの木全くんも素の木全くんで、ぜーんぶ自然体でやっているからアンバランスが奇跡の調和を起こして安定している。
ものすごい子だなぁと思った。

BTD大阪公演の会場にひとりで行き、ミラーとメール会員トレカをもらった。

なんでここにいるんだろうとはずっと思ってた

帰りに純喜の凱旋広告を写真に撮ってたらJAMのお姉さん2人に「グッズと一緒にお写真撮りますよ!」と声をかけられ、「実は昨日オーディション見終わったばっかでグッズ持ってないんです…」と正直に白状したらめっちゃ喜んでくれて木全くんのトレカ2枚くれた。こんなに新規に優しいファンダム初めてだったから涙が出そうになった。

今でも大事に持ってる宝物💎


翌日の初Mステも盛り上がり方を教えてもらってメチャクチャ楽しめた。

ちょうどその時期私生活で色々あり、ほんとうに死んでしまおうかと思うくらい病んだ。起こっていることすべてが自分のせいだと思ってしまって、自責の念から自分を大切にできなくて身体が動かず、お風呂にも入れないし何も食べられない期間が3日ほど続いた。
4日目、そろそろ死ぬのかなーなんて思ってたらスマホが1通のメールを受信した。木全くんからだった。内容はその日食べた美味しいものの写真を美味しいという率直な言葉とともに添付してくれたものだった。
よほど美味しかったのか薄暗い車内でピントも合わず、映えなんて1ミリも気にしていないそのメールを見た瞬間、よくわからないけど涙が止まらなくなった。
すごいなと思った。すごい、この人はこんなに素直に美味しいものを美味しい!ってちゃんと言える。それをわたしたちに共有してくれる。良いと感じたものを良いよって言ってくれるのって、なんて素敵なことなんだろう。
その瞬間身体が動き出して、サンダルだけ突っかけてお店に走り、泣きながら木全くんと同じものを食べた。これが3日ぶりの食事になった。信じられないくらい美味しかった。

救われてしまった。もうこの時点で結構おしまいで。

たぶん本人にとっては何気ないメールだったんだけど、こんな風にきもい感じで受け取るオタクもいる。

そんなこんなでわたしは一気にJO1 、特に木全翔也くんのことを応援したいと強く思った。
オタクはアイドルに勝手に救われて、勝手に感謝するし勝手に応援するものだけど、JO1っていっぱい言葉として、行動として、取り組みとしてお礼を言ってくれるのでとても嬉しい。JO1がJAMのために開いてくれた感謝祭あったかかったな。

ノリで応募した京セラが当たり、どうしてもペンライトとうちわが欲しくて始発から並んでひとり京セラ前で夜明けを迎えた。今考えてもバカだと思う。

どうしてもうちわが欲しかった

空が夜きみの茜色と青磁が混ざったような色でみんなで上を見上げて写真を撮った。心地良い疲労感に襲われる中、達成感と同時に純粋な気持ちで綺麗だと思った。
当初周りのJAMが怖くて怖くて「新規がよ……」って睨まれるかもと思いガタガタ震えてたけど本当にみんな優しかった。ひとりで黙々とトレカを開封するわたしに声かけてくれて手持ちほとんど木全くんに変えてくれたお姉さんたち、ありがとう。
JO1さんのパフォーマンスめっちゃ迫力あって、歌上手いし声量やばいしMC感動するし、音や顔面や面白さに脳内ぐちゃぐちゃにされて帰ってきた。単番でも参戦して良かったって思った。全曲歌詞覚えるくらい曲聴きまくった。ZEROのすかいくんの歌声が特に好き。

レコ大も紅白もラポスタ2024も初カムバも感謝祭も一気に駆け抜けた。最初は一人ぼっちだったのにお友達ができた。
JO1とJAMって、なんとなくこう、「並走してる」感があってとても良いなと思う。JO1のために、JAMのために、夢のために、お互いが全力で努力して、できることは全部やる。結果がついてくると喜び合って、いつもありがとうってタグやブログを使って想いを伝え合う。
そんなのもう、戦友じゃんね。新参者のわたしはそんなJO1とJAMの関係性が今でも眩しくて仕方がない。わたしもその一部にほんのちょっとでもなれているといいなぁと常々考えている。

木全くんが世界を見つめるまなざしは柔らかくて、ネガティブをポジティブに変換することが人よりも得意。ここ木全JAMみんな好きだと思うんですけど、購買ダッシュ回、脱げてしまった靴を見て「あ、でも明日は晴れですね〜良かった〜(ニュアンス)」なんて言えるあたりもうほんとうにすごい。最近だと「合わせて6,000円だ〜ヤッターー!!!(ニュアンス)」も好き。
周りの人のネガをすぐにさっと優しく木全くんなりのポジで包んで「はい、どうぞ!」って差し出せるところ。
良いものは良いと惜しみなく素直に褒めて、もっとこうした方が良いと思ったことは物怖じせずに伝えられるところ。
自分が興味を持ったことにはまっすぐ取り組んで、必ず何か成果としてわたしたちに見せてくれるところ。
シンプルに顔、声、踊り方、スタイル、前歯、木全の大三角、服のセンス、この世に存在してくれているところ。

木全くんの好きなところって挙げていけばキリがない。応援させてくれてありがとうって気持ちでいっぱい。というか見習いたいところばっか。わたしも木全くんと出会ってから、うすいたまご色のベールをかけて世界のことをちょっとだけ肯定的に見れるようになったような気がする。

というかJO1 11人まるっと好きになってしまった。おいどうしてくれる。日々がもっと楽しくきらきら輝いているものになってしまったじゃないか。人生において大切なものがまたいっぱい増えた。最高すぎる。

とにかくJO1もJAMも日々健やかにお過ごしください。永遠なんてないけれど、できるだけ長く見ていたいなと勝手ながら思ってます。

なっがーーーーーい!!!!!!!

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