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ハイビーム問題

撮り鉄といえば、昨今は嫌われ者の趣味になってしまいましたね。
実際、駅で罵声を浴びせる撮り鉄とかをSNSで見かけると、肩身の狭さみたいなものを感じます。

その撮り鉄の間で嫌われてるのが、鉄道車両によるハイビーム。
ハイビームになっているものを撮ろうとすると、通常光の車両の撮影に比べて、露出が大きく変わるので、減光しない運転士に罵声を浴びせるのだとか。

当たり前ですけれども、運転士の目的は鉄道の安全運行なので、何も撮り鉄にサービスなんかする必要ないので。
我々は「撮らせてもらっている」身ということは、いうまでもなく原則なわけで。

見かけると、私のOM-1よりも高い機材を使っている連中もいるようですが、そんないいカメラで、露出オーバーに対応できないような腕前で罵声なんていいご身分だなぁ、なんて思ってしまいます。不意の事態に対応できない、自分の下手さを恥じろ。

JR西日本は基本的に、停車時もハイビームなので、むしろ減光が無い分撮り手も心得ているのか、罵声大会が起きるような、関東のソレに比べると、撮り鉄の騒ぎはおとなしい気がします。
自分が見た中で騒ぎになったのは、京都駅でドクターイエローを撮影したとき(この時は撮り鉄よりも、偶然見かけた人たちのほうがマナーは悪かった)くらいでしょうか。


山崎のカーブに夕刻に撮っているとき、ライトが眩しかったので、逆にクロスフィルタをつけて遊んでみようと思って、こんな写真撮ってました。

私なんかより高いカメラと機材を使っているんだから、
頭と技術でいい写真を撮れるようなってほしいものです。
(高い=いいカメラかどうかは知らんけど)
ちなみにこの記事の写真は、全部旧フォーサーズのE-500で撮影しました。
今はなき201系。ちょっと格好よくなります。
ちょっとやりすぎかも。

問題の多い撮り鉄の何が問題かっていうと「自分の思い通りにならない」ってことに異常に反応するんよね。病的なこだわりというか。

むしろ、思い通りに被写体を撮りたいのなら、思い通りに動く被写体=モデルさん撮ったほうが、そのコダワリっていいふうに昇華できるんじゃないの?と思ったりすることも。撮り鉄で罵声を浴びせる奴ほど、モデル撮りでコダワリ写真撮りなよ、と。

私にはそこまで、表現についてのコダワリがないので、こんな写真ばっかり撮っているんですけどね。
モデル写真は、家族と、オリンパスのイベントでのおねえさんを撮った経験くらいしか無いので、ほとんどお見せするようなものは無いです。

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