冬のドン・キホーテ
冬と電気関連というと思い出すことがありまして。
自分が乗っている自転車の話なのですが、電動では無く自分で漕ぐタイプなのですが、少し暗くなると、自動的にライトが付くタイプの、でも軽くなったダイナモで発光するタイプのものに乗っています。
夏場だと、日の出・日の入りが出勤時間帯にかぶらないのもあって、あんまり気にしないのですが、冬になると、少し暗めの時に出勤・退勤のときに自転車に乗っていると、それらのライトが自動的に点くことがあったりするんですね。
数年前に、それこそ冬場は電力が足りない！なんて騒ぎになりだした頃のことなんですが、薄暮の時間帯に帰宅に向けて自転車に乗っていると、突然、前の方から、知らないおっさん中年の方に
「自転車のライトついてんで！」
と叫ばれたんですね。
一瞬なんのことかわからなかったんですけれど、あ、少し暗いし、自動点灯で点いたんだな～くらいで、でもまぁ親切のつもりで（昔の重いダイナモの印象で）「電気切ったら楽やで～」という感覚で言ってくれているのかな～と、軽く会釈してやり過ごそうとしたら、えらい剣幕で
「おい、電気無駄遣いすなや！電力不足ってニュースで言うてるやろが！」
と怒鳴られた記憶があります。
まぁ、電動自転車なら、その話に譲歩してやろうか。。。というところもありますが、自力走行の自転車のタイヤの発電で光る自転車のライトに、そんな因縁つけられても。
なんか、説明するのも疲れますよね。。。
（清水義範の小説なんかに出てきそうな面倒なおっさんやなー）
と思いながら、自転車を必死で漕いで逃げた覚えがあります。
あのおっさん、今年もそこら中で、怪気炎を上げているのかな。。と思うと、早く電力不足の世の中って、解決して欲しいと、心から思う次第です。
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