ホテルサービス その19 - フルサービスホテル -
劇的な変化が起こっている21世紀🌏
今後の予想は誰も出来ない暗雲の中でもビジネス遂行は企業の望む道であります。
新ホテルサービスを模索する上で必要な過去を振り返る事は重要なヒントだと考えています。
歴史的にもホテルサービスの歴史は高貴な方々へのもてなしから始まり進歩して来ました。
ところが食べ放題ショックによる価格競争と単純作業を強いる職場環境により今や人気職種ではなく若者から選ばれない業種の一つに崩落。
そんな折に!!ワゴン式バイキング登場 🧺
ほほー面白いじゃないですか。
コロナ禍においても根強いバイキング需要に応える策として登場したワゴンサービス。
その様はまるで香港飲茶レストランの如き。
複数のワゴンがゲストテーブルを回り好みの料理を目の前でサーブ🍽
バイキングの密を避ける。
多数の人の手に触れたトングの排除。
取り過ぎなくなりフードロス抑制にもなる。
いいんじゃありませんかと一瞬思ったのだが!
サービスマンの手による給仕に頼る事は増え今までの倍に近い人手はかかることになる。
増してバイキング方式の様な「出して下げる」単純作業では到底太刀打ちできません。
すると必要になるのは個人スキル。
必要なものはフレンチサービス技法に行き着くのではないでしょうか。
手間暇かけて『一人ひとりのゲストにどこまで尽くす事ができるのか』質の向上は求められていく事になるのです。
これはもうフルサービスホテルの得意範囲ではありませんか。
このチャンスを活かし真のホテルとは!
その違いを見せつける時代の再来。
待ってました✨📣
ホテルとは高級サービスを受ける高貴な場所として明確な区別はされていく事でしょう。
基より高級サービス受けてみたいと思うのは人であれば湧いてくる欲求。
しかも洗練された人的サービスを受けてみたいと思うのはステータスにもなるのです。
それらを全て満たすニュータイプのサービス技法それがフレンチサービスということ。
温故知新のフルサービスを回顧する事でより良いサービスは見出されて行くようですね。
次回はバッシングについて…
書いてまいります✍️
HOTEL DIRECTOR