子育て、今思えば……。「母ちゃんだって失敗してるし」と子供に思ってもらえるように
note編集部からのオススメになっていた平野裕子さんの記事を読んで、すばらしいな!と思いました。
平野さんが英語を教えている14歳の中学生の女の子は部活や塾で毎日忙しいのに、さらに平野さんから英会話を習い(大谷選手に会いにアメリカに行きたいから!)、英検やら市の海外派遣プログラムやら、楽しそうと思うとなんでもさっさと申し込んでいるそうです。
その姿を見て平野さんは、「深く考えず、目の前にあることを身軽にどんどんチャレンジしていく人は最強」と書いてらっしゃいます。
そのとおりすぎて、耳が痛い……
しかも14歳の彼女は、壮大な決意ではなく「とにかくやってみよ」という軽い感じで自ら一歩を踏み出す、そうです。
いや。もともとの性格の違いはあります。周囲を見ても、割と気軽にいろんなことをやってみたよ、という人もいれば、何か始める前から「ああなったら? こうなったら?」と想像に想像を重ね、びびり、それだけで疲れてしまう私のような人間もいるでしょう。
だとしても。
平野さんの言う「やらないための言い訳」をするのはやめようと思う今日この頃です。とくに、「まだそんなレベルじゃないから、もうちょっとできるようになったら挑戦しよう」的な言い訳はとくにダメだと感じます。
「別に今やらなくてもいいし」と自分に言い聞かせることは、一ミリも自分のためにならない!
結局、失敗が怖いのです。ダメだったときの自分を見るのが。その姿を人に見られるのが。
でも最近ようやく、「そんなことより自分がおもしろいと思うことを素直にやるほうがいい」と心から思えてきました。50歳を過ぎて、ようやく。(遅い!)
だから、仕事も趣味も勉強もボランティアも、身軽にチャレンジし、時に失敗して、そうしたら落ち込み、それでも何かしら吸収していこうと思います。そしてその姿を、とくに息子には隠さずにいたいと思います。
本当はもっと小さい頃に、果敢にいろいろチャレンジする私を見せられたらよかった。けれど、今からでもそういう姿を隠さずに見せ、「母ちゃんもいろいろ失敗してるしな……」と、私と同じ慎重派の息子が思ってくれればいいなと思います!