我が子のふり見て我がふり直せ――人のことならわかる、さっさと動け!
息子はすでに19歳になっているので、子供の頃のように、その言動一つ一つに過敏に反応して「それはダメ!」「直さないと大変!」「間違ってる!」と口に出す前に、ちょっとだけ「ひとごと」として見られるようになりました。「この人はこうやるんだ」「私はそうしないほうがいいと思うけど、まあ好みだよね」という具合に。
衝動的に反応してしまうことももちろんありますが、息子の様子を少し黙って見ていられるようになって、「なるほど、そういうやり方はいいね」と思ったり、逆に「ああ、人はこうなるからう