誰も書いてくれる人がいないので、「赤ちゃんのいる老人介護デイサービスのすごいところ」を書いてみます。
仲間とともに、赤ちゃんのいる老人介護デイサービスを運営しています。
もうすぐ丸4年を迎えるので、自分たちにとってはいたって普通ですが、いろんな地方からお起しになる見学者の方々がびっくりしたり感動したりしていることを、誰も書かないので、初心に帰りながら自分で書いてみます。
すごいところ「赤ちゃんがいる」
赤ちゃんを連れて、スタッフは出勤してきます。普通です。現在は、運営しているメンバーも含めると、半分くらいが赤ちゃんを連れて仕事にきます。
基本的には、0歳から3歳までを赤ちゃんって呼んでます。4歳からは幼稚園に通う感じですね。
別に、託児所併設とかではなく、一緒にいます。
なので、利用者であるおじいちゃんやおばあちゃんも、スタッフの赤ちゃんのことを見守ったりあやしたり、一緒におやつをつくったりします。近くの公園にも一緒に散歩に出かけます。
祝日や夏休み、冬休みは、大きな子たちも来ます。なので、パートさんの祝日出勤率は高いです。
なので、シフトの組み方も柔軟にできます。
一緒に働く覚悟があれば、生後5ヵ月からでも大丈夫(実証済み)
最近の抱っこひもはすごいので、赤ちゃんをおぶったり抱っこしたりしながら働いている感じが、非常にスタイリッシュ!!
おばあちゃんたちは、代わる代わる抱っこしていてくれるので、表現は変ですが、非常に楽です。
職場で子育てのシェアができる。
知覚機能を刺激してくれる(らしい)
ここではあまり理論のことを言いませんが。赤ちゃんや子どもたちは、いつもざわざわざわざわしている。わちゃわちゃわちゃわちゃしている。でも、それを見ているだけでも、脳の活性化になるのだとか。
相手のことを考えられるような雰囲気になる
赤ちゃん、スタッフ、お年寄りが揃うと、非常に面白い化学反応が起こります。僕らはもう体験済みです。
一度体験すると、介護の仕事が好きになると思います。
いや、介護って仕事じゃなくて「暮らし」なんじゃないかって思います。
老人介護デイサービスは、子育て拠点としての利用が可能ではないか?と超真剣に仕組みづくりと理論構築してます。
労働人口の増加にも寄与
余談ですが、求人広告等は出したことありません。でも、すごくスキルの高いスタッフが集まります。
まあ、いいことあげたらきりがないですが、じゃあどうやってやればいいのかってとこですよね。
今のところ、新規に開業をめざしているという状態なら、いろいろサポートできます。既存施設への実装に関しては、システムをまとめている段階です。
乞うご期待!
理論ぽい仕組みに関することは、こっちの記事でまとめてます。100円ですが、必要な人はどうぞ。
子連れで働く実験ノート。「あり方を見たら、やり方がわかる人のための事例集。」もマガジン形式でやっています。必要な人はどうぞ。