なぜ日本は生産性が低いのか
こんにちは。Jammyです。今回は「なぜ日本は生産性が低いのか」というテーマについて話していきます。
私が考える生産性が低い理由は「この世は均衡している」だという概念があるからだと考えています。
これはよくある勘違いだと思います。
例えば「私はこんなに頑張っているのに…」
「なんで同じだけ頑張っているのにあいつが」
と思ったことある人いるのではないでしょうか。
これはすなわち、努力に対する対価は等しい、均衡しているという勘違いから起きています。
生産性で言えば、労働時間に対する効果が等しいと勘違いしているが故にいつまで経っても生産性が上がらないといえます。
80対20の法則
80:20の法則とは、「結果の80%は、たった20%の原因から生み出されている」という考え方です。 代表的な例としては「売上の80%は、たった20%の顧客によってもたらされている」「世界の富の80%は、たった20%の富裕層が所有している」などが挙げられます。
つまり、この世は不均衡であるということを表しています。
生産性を上げたければこの原理を理解する必要があるのです。
企業が生み出している利益の80%は20%の商品から生み出されています。しかし、それを知らずに働けば、利益をあまり生み出さない80%に多くの労力やコストを割いてしまうことになるのです。これではいつまで経っても生産性は上がりません。
まずは企業の80%を生み出す20%を明確にし、仕事を単純化することです。そうすれば自分たちがやるべきことが見えます。それらにリソースを割くことができれば、コストを上げることなく、会社の利益を上げることが可能になります。つまり、収益性、生産性を上げることにつながるのです。また自分たちのやるべきこと以外をアウトソーシングすることにより、固定費だったコストを変動費にすることができ、臨機応変に経済に対応できるようになります。
収益性(売上高利益率)を上げることができれば、利益余剰金が増え、賃金の向上にもつながります。
労働に対する生産と労働に対する効果を増やすことにつながるのです。
これは企業だけでなく、私生活にも応用することができます。
人間関係や、1日のスケジュールなど、自分にとって効果の多いものを明確にし、他を省く、もしくは人に頼み、自分はリソースをそこに割きます。
これにより、時間の効用が何倍にも大きくなります。
頑張っている人が報われるのではないのです。自分にとっての価値を見極め、時間の費用対効果を明確にし、そこにリソースを割く、つまり人生を単純化できなものが成功、その先の幸福を勝ち取ることができるのです。
「simple is beautiful」です。
日頃からこの80対20の法則を考えて、行動してみてください。
good luck