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ヘルシンキ・ヴァンター空港での乗り換え(2024年版)


羽田→ヘルシンキ→イバロの旅程で乗り換えた


羽田からJALでヘルシンキに到着し、そのままイバロまでのフィンエアーに乗り継ぐ旅程。
ヘルシンキ-イバロ間の本数が少なく、乗り換え時間は5時間余りとかなり余裕がある。

同行する妻によると、ヘルシンキ空港での乗り継ぎに関する情報が少なかったようなのでここに記録しておく。

EU圏外→EU圏内への乗り継ぎ

この記録は、EU圏外の国(日本など)からヘルシンキに到着し、ヘルシンキからフィンランド国内を含むEU圏内へ乗り継ぐ場合の流れ。
(慣れている人には「非シェンゲンエリアからシェンゲンエリアへの乗り継ぎ」と書いた方が伝わりやすいかも。)

補足:シェンゲン協定とは

EU加盟国の多くの国が、互いにパスポートチェックなしで行き来できるようにしている協定。
この協定を結んでいる国のエリア内は、日本で言うところの国内線のような扱いに近い。

そのため、日本の国際空港が国内線のエリアと国際線のエリアに分かれているように、ヨーロッパの空港も非シェンゲンエリアとシェンゲンエリアに分かれている。

ヘルシンキ空港での乗り継ぎの流れ

  1. 日本からヘルシンキ・ヴァンター空港に到着

  2. 乗り継ぎ用セキュリティコントロールで手荷物検査をする

  3. 非シェンゲンエリア出発ロビーに出る

  4. シェンゲンエリアへの入国審査を受ける

  5. シェンゲンエリア出発ロビーに出る

補足)2.乗り継ぎ用セキュリティコントロールで手荷物検査について

ヘルシンキで飛行機を降りたら、動画のように「Transfer Flights」の表示に沿って進んでいく。この動画の先に手荷物チェックがある。

このときに所持しているペットボトルの飲み物など、101ml以上の液体物は捨てることになるので注意。
自分は羽田空港で買った500mlのミネラルウォーターを捨てることになってしまった。

補足)3.非シェンゲンエリア出発ロビーでの移動について

ヘルシンキ空港は、
1-36ゲート=シェンゲンエリア
37-60ゲート=非シェンゲンエリア
と別れており、2つのエリアの間に出入国審査ゲートが存在する。
とにかく「1-36ゲート」に向かって歩いていく。

また、乗り継ぎ時間に余裕があれば、このときに非シェンゲンエリア(=日本行きの飛行機が出発するエリア)のお店やレストランを楽しむこともできる。
帰国ギリギリまでマリメッコやイッタラでのショッピングを楽しみたければ、このタイミングで品揃えを確認してもよさそう。

補足)4.シェンゲンエリアへの入国審査

この動画の辺りまで来たら入国審査までもうちょっと。

ここが乗り継ぎ用入国審査の場所。
「All Passports」のレーンに進もう。

乗り継ぎの入国審査では、EU圏外から来た旅客は有人ゲートを通ることになったので、英語でのやり取りが不安な人は事前に聞かれそうなことを言えるように準備しておくとよさそう。
このとき審査官から質問された内容は、
①「フィンランドには何日間いるのか?」
②「どの都市に滞在するのか?」
③「滞在の目的は?」
の3つ。
(そういやフィンランドではいつもこの質問のような気もする・・・。)

以上、2024年時点でのヘルシンキ空港の乗り換え方法についての記録。
ヘルシンキ空港の乗り換えは難しくないので、ヘルシンキにプラスして他の都市も楽しむフィンランド旅の助けになれば!!

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