やっぱりマンションリノベをやめて売却するという手もあり
私がやりたいフルリノベはざっと見積もって1,200万円くらい。
買う時はローンを使ったけど、リノベではローンは組みません。
現金で払ってさっぱりしたい。借金したくない。
私が持っている資産は、現金、NISA、旧NISA、投資信託くらいなんだけど、当然NISA、旧NISAは崩せないので、現金か投資信託を使うしかありません。
そうすると現金は何割?投資信託はどの商品を解約すればいい?
これが悩みどころ。
ローンを組まずにどこからリノベ資金を出すか
そこで、お金に詳しい友達になにから取り崩していけばよいかを相談してみました。
答えは簡単でして、現金は半年から1年分くらいの生活費を残してそれ以外をリノベにつかう、足りない分は投資信託の中からまだ儲けの少ない商品を解約するのがいいとのこと。理由は税金が少ないから。
私は逆のことを考えていて、投資信託は儲けの大きい商品から解約しようとしていました。儲けの少ない投資信託はまだまだこれから頑張ってもらって、儲けが多い投資信託を解約して利益確定していこうと思っていたのです。聞いてみてよかった。
でもまだ話には続きがあって、彼女いわく
「私だったらマンションを売ってURに住むわー」
むむむ!
いっそフルリノベをあきらめて賃貸に
「マンションが5000万円で売れたとして、それを投資信託で6%で運用していったら年間300万円の利益。それを賃料にあてれば月25万の家に住める。元手の5000万円は複利でこれからも増えていく。」
つまり、マンションを売却すれば利子で家賃が払えるということ。
東京の家賃は高い。
定年後もそれを払い続けるのは無理、貯金が減り続けるのは耐えられない、と思っていたけど、売却益を運用するという手があったか。
もちろん個別株投資で高額配当を狙いにいくつもりはなくて、堅実にインデックスしかやらないけど、築古になるマンションを持ち続ける方がどう考えても泥舟に乗っているようなものだ、と思えてきます。
さっそくURを調べてみました。
敷金は必要そうだけど、礼金がない。
駅から遠くて、昔ながらの団地っぽいのを想像していたけど、そうじゃないのもある。
UR賃貸ショップへ相談しにいくために事前予約の電話しました。
私は子どもがいないので近くの学校を気にしなくていいし、会社はリモートワークだから通勤時間は神経質にならなくてもいいと思っていました。
ネコと一緒に住めればどこでもいい。
電話口でそんなことをしゃべったのです。
そうしてわかったのは「ペットと住めるURはない」ということ。
多少あることはあるらしいんだけど空きがない。たしかにペットがお亡くなりになるまでは住み続けるだろうし。
じゃあ、普通の賃貸はどうだろう。
検索サイトで家賃20万〜25万で60平米以上でペット相談可のところを探してみました。
すると、都内のURの場合、広くてもせいぜい50平米くらいしかなかったのだけれど、普通の賃貸だとまあまあある。
礼金は必要だけど、ネコがいるのでお金で済むなら済ませたい。
でも、古い。なにしろ古い。
たぶん亡くなった両親が住んでいた家なんだろうなーという佇まい。
広いところもあるけど、古い設備はそのまま。写真もちょっと怖い。
都内でペットと住むのはむずかしい
もともとなんでリノベがしたいかっていうと、生活動線を改善し、古い設備を交換して、できたら収納もやり直したいって理由でした。
でも家賃20万〜25万も出して古い設備に住むのは矛盾してしまう。
しかも古い物件の生活動線は現代の生活とは乖離している。
いくらネコのためとはいえ。
賃貸物件のオーナーさん!
もっと安心して物件をペット可にしてください。
うちの子、壁をガリガリやったりしません。
そりゃたまにはそういう子もいるし、私もネコを買う前はすべてのネコは壁で爪研ぎをするって思っていたけど、周りの友達に聞いても、壁紙で爪研ぎするネコはきいたことありません。
仮に壁紙を傷つけたとしても、きちんと直してから出て行きます。
しかも室内飼いなので外の泥で汚れませんし、ネコ自体がきれい好きなんです。トイレも臭くありません。
・・・とここで主張しても仕方がないのだけれど。
話を戻すと
マンション売却はお金の損得勘定の話、フルリノベで心地よく住みたいというのは感情の話、と整理できます。
勘定と感情・・・・うまい!笑
比べるものの種類が違うので、答えがでない問題。
どっちに振り切るか。それは自分で決めるしかないのだけれど。
リノベ会社の方が現地調査に来てくれるまであと3週間。
まだ契約してない。まだ引き返せる。
ペット問題はあるけれど、売却益を運用して賃貸料をまかなうというのもまた夢がある話だなと感じています。
ぢゃ!